Power Apps を全社ではなく、特定のチームのメンバー限定で公開する
Power Apps の共有先を限定にしたいことはあると思います。
Teams のグループと関連付けて限定公開するのが結果的に楽かなと設定した時の方法です。
グループの人数が多いと、そもそも一人ずつメアドを入れるのも面倒であり、人の出入りへの対応も大変です。
グループで指定しておくとこの辺りの煩雑さが解決できます(出来るはずです)
※ Share Point へのアクセス権などを設定しておけば、Power Apps にアクセスできてもデータを見れないという設定にはなりますが、Apps の中を覗かれるのも気持ち悪い、そもそもアプリ一覧に表示されたくない、という方はこの方法で限定公開とした方が良いと思います。
普通にやると
特定のユーザーをメアドで指定するか、Everyone として組織内の全員に公開するか。の選択肢になります。
グループで指定するには
要は グループのメアド宛に共有する です。
以下そのやり方です。
Azure AD Portal からチームのメアドを取得します。
Azure AD Portal
Aure AD Portal からチーム(グループ)のメアドを取得し、そのメアド宛にAppsを共有します。
PowerShell からSecurity 設定を変えます。
グループメアドを共有しようとすると、「メアドが存在しません」とエラーになること
SecurityEnabled = true にしておきます。
詳しくはこちら → Microsoft Docs: Share an app with Microsoft 365 groups
Power Shell より
connect-AzureAD
サインインを求められたら組織のアカウントでサインインします。
Get-AzureADGroup -ObjectId <ObjectID\> | select *
これで、現在の設定を確認します。
Set-AzureADGroup -ObjectId <ObjectID> -SecurityEnabled $True
これで、Security をTrueに変更します。
SecurityEnabled を True にすると、共有相手のメアドでグループのメアドを使えるようになります。