この記事は「WHIの7つの「Value」に沿ったエピソードを語ってください! by Works Human Intelligence Advent Calendar 2022」の12/22記事になります。
7つのバリュー
Works Human Intelligence さんでは、「知恵とテクノロジーで「COMPANY」を進化させ、お客様に最も信頼されるHRテック業界のリーディングカンパニーになる」というビジョンと共に7つのバリューを掲げています。
- Work fun! 「遊び心で仕事を楽しむ」
- Ownership「当事者意識を持ってやり切る」
- Respect「一緒に働く仲間とお客様を尊重する」
- Know our Customers「お客様の価値を創造する」
- Solve「本質を追求し問題を解決する」
- Honor the Challenge「失敗を恐れず挑戦する」
- Integrity「品格を持って誠実に取り組む」
この業界で生きていく上で、「遊び心」と言うのはとても大事だと思っています。
もちろん仕事なので楽しい事ばかりではないですが、好奇心を持って、遊び心をもって取り組むという側面が無いと、長続きしません。少なくとも私は。
その際に大事になってくるのが「失敗を恐れない」というところです。
この記事では、主に新卒や中途、配置転換問わずに新しい配属先に着任した際の行動指針の一つになればと思い書いています。
真田班長ポジション
さて、真田班長とは誰なのか。この方です
宇宙戦艦ヤマトに登場している人物で、Wikipediaの説明にもこんな一節があります
新兵器やアイテムをほとんど何の伏線もなく登場させることが多々ある。これに関連し、「こんなこともあろうかと」というセリフが代名詞として各種媒体で多用されている
良いですね。最高にかっこいいです。さらっと解決策を提示する。エンジニアとして憧れます。いや、個人的には主人公よりも美味しい役回りなんじゃないか?
もちろん、真田さんが遊び心満載というわけではないですが、ピンチの時に助けてくれる人というのは非常に印象に残ります。
配属したての頃というのは、自分自身も何が役に立てるのかがわからないことが多いですが、周りから見てもその人がどういう事ができるのかがわかりません。
しかし、その時間は余りにももったいなく、それでいて今後を左右する時間でもあります。
そこで、意図的に真田班長ポジションを狙っていきます
実際に本編中でこのセリフを発したことは『宇宙戦艦ヤマト 完結編』までのシリーズ作品では1回もなく、『ヤマト2』第10話で「たぶんこんなこともあろうと思って〜」という似たセリフを発したのみである
そんな事はいいんです!
小さいピンチを探す
大規模な障害や、炎上している案件を颯爽と解決することができればいいですが、配属直後にそれを期待されることは少なく、それに当たるようであれば逃げましょう。
目指すべきは、個人の小さなピンチです。
何故ならば、ここで目指すのは、「配属部署への貢献」ではなく「同僚からの信頼」です。
「あ、この人すごいいいアイディア出してくれた、助かった」と認識しえもらうことで、その恩恵はいつかきっと返ってくるものです。
たとえ返ってこなかったとしても、それほど労力がかからなければ、自分自身で満足することができます。
小さなピンチを探すためには、よく同僚を観察しましょう。
ここで言う同僚は、必ずしも同じチームのメンバーとは限りません。
同じ部署かもしれませんし、同じ会社の人という形でもいいと思います。
きっかけはどうであれ、人の役に立ちたいという思いから人を見ているということは、相手から見ても悪いものではないです。
これから一緒に働いていく仲間に対し興味・新しい関心を持つつ共に、それらは尊重へとつながっていくものだと考えています
Tipsに目を配る
小さなピンチを救うものは、往々にして小さなTipsであったり、ツールであったり、アイディアだったりします。
何かあった時に、それが出てくるかどうかというのは難しいところですが、日頃から見聞を広めておき、Qiitaなどで情報を収集しておくことが大事です。
この際、完全にそこで書かれている内容を身につける必要はありません。
「こういう問題があった時の解決策の一つがあったな」と覚えておけば探せるものです。
そういう意味では検索力になるのかもしれません。
技術はただ技術としてあるだけでは意味がなく、自分で生かしてこそです。
「これって何に使えるんだろう?」という興味関心をまず持ち、自分の頭の中の索引に記録をしておきましょう。
自分自身を救ってくれることのほうが圧倒的に多いかもしれません。
遊び心を持つ
ここまで書くと、ただの業務改善じゃない?って思われるかもしれませんが、個人的には以下の点で通常の業務改善と異なります
- 実施することに関して先に宣言しない
- 自分の中でうまく行きそうだと思うまで声をかけない
- 声をかけるときは、素知らぬ顔で
人によっては、予め宣言をしたほうがやる気が出るという人もいると思いますが、我々真田部は違います。
脈絡もなく新しいツールや解決策を提示するのです
それによって、相手から見ると「コヤツ、デキル!?」の評価を得ることができます。
やった本人は颯爽とその場を去るのです。
今思った。
考え方が昭和なのかもしれないと。。。