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Mobianを古いPCに入れてみたメモ

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はじめに

HP Pavilion x360 11-k128tu(2015年10月発売) という、ノートPCでもタブレットのように利用できるPCを作業中の音楽垂れ流し用にしようと考えていました。
WIndowsでもいいんですが、重いのでLinuxを入れたい。
タッチパネルなので、タブレットとして使えるOSがいいなぁと思い、Mobianを選択しました。

スペックは以下の通りかなり貧弱

項目 仕様
Celeron N3050
メモリ 4GB
HDD 500GB
モニタ 1366×768

もし、記事が役に立ったりしたらコメントやいいねしてくれると嬉しいです。

導入メモ

インストール後のメモなので、詳しくは描けないですが、参考にしたサイトを見ながらやればできます。

イメージのダウンロード

mobian公式 でイメージをダウンロードします。

amd64の先にある mobian-amd64-nonfree-phosh-12.0.img.gz または mobian-amd64-phosh-12.0.img.gz をダウンロードします。

私は mobian-amd64-phosh-12.0.img.gz をダウンロードしましたが、WiFiドライバが入っておらず、nofreeのリポジトリからダウンロードして入れたこともあり、 mobian-amd64-nonfree-phosh-12.0.img.gz をダウンロードするのが良いと思います。

必要なもの

  • PC
  • ライブイメージ用のUDBメモリ(私は32GBを使いました)
  • Mobianのダウンロードしたイメージを入れておくUSBメモリまたはSDカード

導入

モバイル向けLinuxディストリビューションのMobianをWidownsタブレットで試すを参考に作業をしていきましょう。

まず、ライブイメージ用USBメモリを作成します。
ダウンロードしたイメージ書き込みます。
私はWindowsなので、 Rufus でUSBに書き込みました。
LinuxやMacの場合は モバイル向けLinuxディストリビューションのMobianをWidownsタブレットで試す なるようにddコマンドで書き込めばよいかと思います。

インストール対象のPCでUSBからの起動できるように設定。
あと、SecureBootも無効にします。

BIOSの作業が終わったら、USBメモリをPCに差し込み、起動します。
デフォルトユーザーmobianのパスワードは1234になります。

起動後、ターミナルを起動します。
ここで注意が必要なのは、書き込み先のディスクを認識しておくこと。
lsblkコマンドでPCのストレージを確認します。
私の場合、sdaがHDDでした。

ちなみに、mmcblk0はSDカードなどの外部ストレージのようなので注意

確認出来たらイメージのファイルの入っているUSBメモリを刺します。
USBメモリの場所まで移動して以下のコマンドを実行します。
(フルパスなら移動する必要はないですが)
of=/dev/sdaのとところは環境に合わせて変更してください。

zcat mobian-amd64-nonfree-phosh-12.0.img.gz | sudo dd of=/dev/sda bs=16M oflag=direct status=progress 12

導入するPC次第だとは思いますが、結構時間がかかるので、待ちます。
書き込みが終わったら、PCをシャットダウンし、USBメモリを取り外してPCを起動します。

無事起動すればOKです。

導入後に行うこと

導入直後は日本語表示になっていません。

Settingsを起動し、Region & Language を選択。
Languageを日本語に変更。
Formatsも日本に変更。
画面上部に Language and format will be changed after next loginのメッセージ共にLogouボタンがあるのでそれをクリックして一度ログアウトします。

P_20241005_020630.jpg

その後ログインすると日本語になっています。

WiFiが使えない場合

WiFiが使えない場合、一度有線LANに接続し、ドライバをコマンドで入れましょう。
(おそらくダウンロードして、USBメモリなどに保存すればオフラインでもできると思いますがやったことない)

Debianで無線LANに接続するにあるように、non-freeのリポジトリを/etc/apt/sources.listに追加し、その後、WiFiのドライバをaptコマンドで導入します。

私の場合、以下のコマンドで導入し、解決しました。

sudo apt-get install firmware-iwlwifi

日本語入力

How to install Japanese IME (Google free)
を参考に導入すれば行けます。
もしくはソフトウェアを起動し、入力ソースからAmthyをインストールします。

ただ、日本語入力が時々できなくなったりする事象が発生したので、安定してないかも?

その他注意点

導入するアプリによってはタイトルバーが出てこなかったりウィンドウのリサイズがちょっと面倒だったりします。
いくつかメディアプレイヤーをインストールしましたが、ウィンドウの移動もできないものがありました。
そのため、デフォルトで用意されたアプリを使うのが無難な使い方になるのかなと思います。

HP Pavilion x360 11-k128tuだとさすがにやれることが限られます・・・

最後に

古いPCでも、音楽再生程度なら十分使えます。
ただ、Webサイトの読み込みは遅いので、ブラウジングにはあまり向かないと思います。
この辺はスペック次第なので、それなりのPCだっったらストレスなく動くのではないかと思います。

あと、Mobianで使える軽いメディアプレイヤーないかなぁ
musicディレクトリの音声ファイルが一覧化されてアルバム単位でソートかけれるようなのがいいなぁ
プレイリスト作成面倒なので・・・
(Elisaに期待していた重くて使い物にならなかった・・・)

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