概要
React Nativeを触るためにExpoをインストールしてIOS/Androidエミュレータを試しに起動したところ、Androidエミュレータで以下のエラーが発生してそれを解決した備忘録。
Couldn't start project on Android: Error running adb: No Android connected device found, and no emulators could be started automatically.
Please connect a device or create an emulator (https://docs.expo.io/versions/latest/workflow/android-studio-emulator).
Then follow the instructions here to enable USB debugging:
https://developer.android.com/studio/run/device.html#developer-device-options. If you are using Genymotion go to Settings -> ADB, select "Use custom Android SDK tools", and point it at your Android SDK directory.
エミュレータを作ろう
- Android Studioを立ち上げて右下のConfigureをクリック
- プルダウンのうち「AVD Manager」をクリック
- Android Virtual Device Managerが立ち上がるので、下の方にある「+ Create Vitural Device...」をクリック
- デバイスの選択になるので、特にこだわりがなければデフォルトのPixel 2のまま「Next」をクリック
- システムイメージの選択になるので、特になんでも良いがTargetがAndroid 10.0を選択して「Next」をクリック
- そのまま「Finish」をクリック
- エミュレータの完成
Android Studio's toolsのセットアップ
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Android Studioの左上のメニューから「Preference」をクリック
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左のツリーから、 Appearance & Behavior → System Settings → Android SDK を選択
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上の方にある「Android SDK Location」をコピーする
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ターミナルを開く
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vimなどで~/.bash_profile、zshなら~/.zshrcを開き、下記のようにexportをつけてペーストする(usernameはそれぞれのPCの名前)
export ANDROID_SDK=/Users/username/Library/Android/sdk
vim閉じずにそのまま次へ
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platform-toolsを追加する
export PATH=/Users/username/Library/Android/sdk/platform-tools:$PATH
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ターミナルを再起動
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adbコマンドが使えるか確認する
$ adb version
AndroidエミュレータにExpoをインストール
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Android Studioを立ち上げて右下のConfigureをクリック
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プルダウンのうち「AVD Manager」をクリック
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先ほど作成したエミュレータを選択し、右のActionsの中の▶︎をクリック
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エミュレータが起動するまで待つ
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起動を確認したらターミナルへ移動
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expoのプロジェクトがあるディレクトリへ移動しexpoを起動させる
$ cd ~~~~~ ディレクトリの移動 $ expo start
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ブラウザが自動的に立ち上がるので、左の「Run on Android device/emulator」をクリック
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エミュレータにexpoがインストールされる
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無事Androidエミュレータ上でexpoが動く
次回以降
IOS simulatorと違って、Androidでチェックしたい時は毎回Android Studioからエミュレータを起動して、expoからRunしないとダメなよう