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Raspberry Pi 2で初の「Lチカ」

Last updated at Posted at 2016-03-08

前回の初期設定に続き、「Lチカ」を試してみようとおもいます。

プログラミングの初歩の初歩として、
"Hello, world!"という文字列を出力するという慣例?があるのですが、
それの電子工作版を「Lチカ」というらしいです。
「LEDライトをチカチカさせる」から来ているんでしょうか。

さて、早速試してみたいと思います。

1.準備

以下のモノを準備しました

  • ブレッドボード
  • LED
  • 抵抗器
  • ジャンパワイヤ(オス-メス)2本

2.配線・設定

図のように配線しました。
LED_ブレッドボード.png

LEDはプラスとマイナスがあるので取り付ける際に注意しましょう。
配線図の作成にはFritzingというソフト使っています。下記のURLからダウンロードできます。
http://fritzing.org/download/
Mac版だけではなく、Windows版もあります。
初めての利用でしたが使いやすかったです。

3.Pythonプログラム

せっかくなので、Raspberry Pi上からプログラムでLEDを点滅させてみようと思います。
Pythonというプログラム言語を使いました。

(1)Python開発環境構築

Raspberry Pi上にPythonの開発環境を構築します。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install python-dev

ついでに、pipもインストールしておきます。
$ curl https://bootstrap.pypa.io/get-pip.py -o - | sudo python

RPi.GPIOパッケージをインストールします。
$ sudo apt-get install python-rpi.gpio

(2)Pythonプログラム

led.py
# coding: utf-8
# 1.ライブラリのインポート
import RPi.GPIO as GPIO
import time

# 2.ピン番号の割り当て設定
GPIO.setmode(GPIO.BOARD)

# 3.ピン番号を変数LEDにセット
LED = 40

# 4.出力設定
GPIO.setup(LED, GPIO.OUT)

# 5.点滅/点灯を3回繰り返す
for i in range(3):

    print 'Count=' + str(i)

    # ハイレベルを出力し、5秒待機
    GPIO.output(LED, GPIO.HIGH )
    print 'LED High'
    time.sleep(5)

    # ローレベルを出力し、5秒待機
    GPIO.output(LED, GPIO.LOW)
    print 'LED Low'
    time.sleep(5)

# 6.GPIOの解放
GPIO.cleanup()

上記のプログラムをnanoエディタを使って保存します。

$ nano led.py
でファイルを開き上記のプログムを貼付け、
"control + x"で「保存しますか?」と聞かれるので、"y"を選択して保存します。

4.実行

最後に下記のコマンドで実行してみましょう。

$ sudo python led.py

anime_LED3.gif

5.感想

なんで抵抗が必要なんだろうとか、オームの法則とか学生時代を思い出しました。
電子工作って、ハンダ付けのイメージがありますが、ブレッドボードを使えば、差し込むだけなので、手軽に色々と試すことができますね。

※以下のサイトを参考にしました。ありがとうございます。

オームの法則覚えてますか? 電子工作の基礎を身につけ、Raspberry PiでLEDを光らせよう
http://codezine.jp/article/detail/9128

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