PL-900などの試験で、Power BI DesktopとPower BI サービスの違いについてよく出てきますが、MSLearnでも触れられない話題を1つ載せておきたいと思います。
MS Learnでの説明
上記ドキュメントの説明に下記の絵が記載されてます。
Power BI Desktopはあとからテーブルに列追加して計算列を追加できたり、Power Queryで変換できたり・・など自分専用にお手軽に編集できるのがよいところ。
一方で、Power BI サービスは出来上がったレポートを他のメンバーに共有したり、ダッシュボードを作ったり、お金はかかるけど、見える化できるのがよいところ。
MS Learnでの説明以外での違いについて
Power BI サービスを利用して、EXCELファイルのデータをPower BI上に取り込む際に、テーブルのリレーションが作成されない
Power BI Desktopの場合
リレーションシップの管理ができ、Excelデータを取り込んだ際に自動的にリレーションが張られる
Power BI サービスの場合
Excelを取り込むために、データセットを作成したが、リレーションシップを管理できそうな項目がどこにもない
この違いについてマイクロソフトに問い合わせてみたところ、「Power BIサービスでリレーションシップを設定する機能は実装されていません」との回答だった。
うーん、やっぱりPower BIサービスのみを単独で使うのはあまりメリットがないのかもしれない。
ただ、Power BIに関しては、コミュニティサイト(Microsoft Idea)にて、追加してほしい機能のリクエストが投票されていて、投票数が多いほど改修される可能性が上がるらしいので、私ももちろん投票しましたよ!
以上、プチコラムでした。