Power BI Desktop
とPower BIサービス
って微妙に仕様が違いますよね。
前回ご紹介しました記事の中でもEXCELが正しく取り込めなかったらエラーになりますよとお伝えしました。
今回EXCELデータを取り込むときにどんなことで失敗したか事例をご紹介したいと思います。
準備するもの
Power BI DesktopにEXCELデータを取り込む場合
Power BI サービスにEXCELデータを取り込む場合
原因を調べてみると、エラーの内容は↓の説明にありました!
つまり、Power BIサービスにデータを取り込みたかったら、単なる表ではなくて、データ形式に変換しなさいよ!ってことですね。
これはPower BIの仕様をよく理解してなかったら失敗あるあるになりそうです。
そして、この後EXCELファイルを修正。
表形式からテーブル型に変換するときは、「挿入」⇒「テーブル」で修正できます。
EXCELを保存しなおして、再度ワークスペースに取り込み直すと・・・ちゃんとデータとして認識されました!
※EXCELファイルは取り込むときに別名に変更しております。
考察
- Power BI Desktop:データ読み込み時に、データを変換してくれる機能があるのでエラーにならない
- Power BI サービス:データ読み込み時に、テーブル型と認識して取り込もうとするのでエラーになる
ある意味Power BI Desktopのほうが仕様的にも使い勝手がいいなとは思いますが、レポートを共有したい場合は、Power BIサービスを使わざるを得ないので、今後レポートを作成する際には注意したいですね。
まとめ
どんなツールでも初めて使ってみて、うまくいかなかったり、エラーが出たりすると結構あわててしまうものですよね。
意外とこういう失敗ってあるのではないかと思い、ご紹介させていただきました。
Power BIは、テーブルを意識した行列の組み合わせにしておかないと上記以外にも取り込めないパターンがありますので、エラーを出しながらナレッジを蓄積したいと思います。