おすそわけのおすそわけで、有料コンファレンスに参加できることになりましたのでメモを公開します。私自身 QConって何?という感じだったので簡単にQConの今までの歴史もまとめました。
以下 参加した各セッションの詳細レポートです。
- Keynote#1 早く進む重要性 Google & eBay (好循環とは何かの例が豊富です目指せA Player!)
- Keynote#2 ロボットは東大にはいれるか (人工知能の先端紹介 含意関係で東大合格!)
- FacebookにおけるHadoop 利用の実態 (これからHadoopを使いまわしてみんなが運用時に感じるだろう課題がリストアップされています。この人のHadoopサービスも一考の価値あり。)
- So-net Logicad, Gree Glossom (クラウドでリアルタイム処理するための工夫と、LUAを使った個別最適化の紹介。)
- 異常検知 機械学習 (機械学習の学習に異常検知は最適。)
- リーン開発の現場 ~塹壕よりアジャイルなプロジェクト運営~(プロジェクトが仮説検証と最短距離型どちらのフェーズ化見極めるのが重要)
- Cloud Design Pattern Azure 版(無料DLできるデザインパターン集がおすすめです。)
所感
- 初めての参加でどんなギークの人がいるのか、かなりワクワクしていたのですが疲れたサラリーマン(自分も含め)ぽい人が多くて技術者っぽい雰囲気の人は1/3くらいでした
- Beer Partyで毎回Qconに参加しているいかにもGeekという雰囲気の方が、最近背広が増えたという感想をもらしてました。
- 撮影は禁止ということをだいぶたってから知りました。 しらなくて途中まで真ん前でとりまくってしまいましたが、、。
- 幅広いテーマを扱っているので始まったっ当初(2009年-)はよかったんだと思いますが、対象がややぼやけてみんなにとって今一つになっているのではという危惧が。来年以降どこかにエッジを立てるかエンタープライズ向けと大きく舵をきることが必要かと思いました。(私見です。)
QCon History
QCon とは?
主催者説明:
「最先端のITとその関連技術の動向をエンジニアの視点で深く掘り下げこれからの未来を展望する。」
セッションのテーマ年表事例を確認してみると、2012 までプログラムや設計技術そのものをテーマにしたものが多かったですが、最近はサービス紹介的な要素も多くなってきています。クラウドというものが本格的な検証期から、普及期にはいったのが2012年ごろを境にしていることがテーマからも感じられます。その分技術者にとってはちょっと物足りなくなってきた感じがします。
2014(今年)
Qcon2014
* 組込み系/モノづくり
* クラウド
* ビッグデータ/分散技術
* モバイル/HTML5
* アジャイル/モデリング
2013
Qcon2013
* クラウド
* モバイル/HTML
* 組込み x 2
* アジャイル・モデリング
* ビッグデータ・分散技術
2012
Qcon2012
* 設計/プログラム言語 x 2
* モバイル/組込み x 2
* ビジネス テクニカルケーススタディ(クラウドアーキテクチャー) x 2
2011
Qcon2011
* クラウド
* Design & Patterns
* Quality & Test
* 技術(mobile & クラウドアーキ)
* ケーススタディ(クラウドアーキ&先行研究)
* アジャイル
2010
Qcon2010
* アジャイル
* クラウドアーキ
* クラウド導入
* ユーザーインターフェース
* プログラミング言語
* 設計技法
* Test技法
2009
Qcon2009
* アーキテクチャ
* RIA
* Ruby
* Cloud Computing SOA
* アジャイル
* ウェブベストプラクティス