始めに
本記事では、VSCodeを使用しM5の開発環境を整える方法を発信いたします。
開発環境Setup Flow
1. Arduino IDE
2. PlatformIO
3. ドライバインストール
Arduino IDE
M5の基礎として使われているオープンソースハードウェアです。こちらを動かすために、Arduino IDE(オープンソースソフトウェアを公式URLよりダウンロードします。
PlatformIO
組み込み開発に特化した統合開発環境であり、開発を効率化してくれるVSCodeの拡張機能です。VSCodeの拡張機能欄からの検索してダウンロードします。
ドライバインストール
M5Stack公式より提供されているドライバをインストールし、PCにM5を認識してもらいます。公式サイトより該当するドライバをインストールしてください。
(CH9102ドライバの中より選ぶことを推奨します。)
PlatformIOで新しいプロジェクトを作成する手順
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PlatformIOアイコンをクリック
VSCodeの左側にあるサイドバーに、PlatformIOのアイコン(アリのアイコン)が表示されているので、これをクリックします。 -
Quick Accessトグルを開く
PlatformIOのメニューが表示されるので、その中にある「Quick Access」の項目をクリックします。 -
New Projectを選択
「Quick Access」メニュー内にある「Open」をクリックし、次に「New Project」を選択します。 -
プロジェクトの設定
「New Project」ウィザードが表示されるので、以下の項目を入力します:- Project Name: プロジェクト名を入力します。
- Board: 使用するボード(例: Arduino, ESP32など)の種類を選択します。
- Framework: 開発するフレームワークを選択します(例: Arduino、ESP-IDFなど)。
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プロジェクトの作成
設定が完了したら、「Finish」ボタンを押します。これにより、指定したディレクトリ(デフォルトでは/Documents/PlatformIO
フォルダ内)にプロジェクト用のフォルダが自動的に作成されます。