はじめに
※この記事では私がIT未経験で入社してから~1年目として終わるまで(2023年4月~2024年3月まで)に取得した資格をメインの記事となっております。
当時のAWSのAssociateレベルの認定資格は3つで以下の資格となります:
- AWS Certified Solutions Architect – Associate
- AWS Certified Developer – Associate
- AWS Certified SysOps Administrator – Associate
2024年9月23日現在では上記の資格以外にも2つのAssociate資格が追加されました(又はされる予定)が、今回は上記3つの資格取得する為に役立つ情報を今回の記事にまとめます。
目次
- 読書対象
- 経歴
- 受験履歴
- AWS認定について
- 各AWS認定の難易度
- Associateレベルとは
- 学習方法①
-(AWS Certified Solutions Architect – Associate) - 学習方法②
-(AWS Certified Developer – Associate) - 学習方法③
-(AWS Certified SysOps Administrator – Associate) - 試験前の心掛け
- 最後に
読書対象
- IT未経験の方・これからAWSの勉強または資格を頑張ってみようと思っている方
- AWS Certified Cloud Practitionerを取得してこれからAssociateレベルの資格を受けようと思っている方
- 各Associateの学習方法を探している方
経歴
エンジニア歴1年と2か月=AWS歴です。
- 1年目
- 一部のアプリケーションを共通基盤からAWS基盤へ移行するプロジェクトに従事。
◦ 主にCloudFormationを使用。
◦ その他多くのAWSサービスを使用。 - 現在
- AWS基盤・システムの運用設計を従事。
◦ 案件先では主に監視作業を行い、CloudWatchを使用。
※まだまだAWS歴もエンジニアとしても日が浅く、日々勉強中です。
受験履歴
以下の順番で資格を受験しました。Associateレベルを先に受験した変則的な受験方法です笑
今回はAssociateレベルの内容を取りまとめますが、次の記事にはSpecialityレベルの内容を書こうと思います。
AWS Certified Cloud Practitionerは今年受験するつもりです!!
※この表ではSpecialityの資格も一覧として含めています。
AWS認定 | 取得日 | スコア |
---|---|---|
AWS Certified Solutions Architect – Associate | 2023年9月15日 | 724 |
AWS Certified Developer – Associate | 2023年12月3日 | 886 |
AWS Certified SysOps Administrator – Associate | 2024年3月25日 | 906 |
AWS Certified Advanced Networking - Specialty | 2024年6月8日 | 823 |
AWS Certified Security - Specialty | 2024年9月24日 | 977 |
AWS認定資格について
これまでざっと受験履歴をご覧になったと思いますが、そもそもAWS認定資格とはなんだ??という方も多いと思いますので、下記に簡単にまとめましたのでご覧ください!
そもそもAWS認定資格とは…
AWS認定資格とは、AWS(Amazon Web Service)が提供するクラウドサービスに関する専門知識やスキルを証明する資格です。これらの資格は、クラウドコンピューティングの分野でのキャリアアップやビジネスの成長に役立ちます。
これから学び始める方や勉強中の方も、AWS認定資格を取得することを目指すことで、一定のスキルを認められ、社内においても対外的にもスキルの証明になるので今後のキャリアにもつなげていくことができるでしょう!
各AWS認定の難易度
こちらは完全主観の難易度となっております故に、これから受験される方は下記の表を鵜吞みにせず、様々な文献や参考書を参照し、ご自身の判断でご受験や難易度の判断を行い下さい。
難易度 | AWS認定資格 |
---|---|
1位 | AWS Certified Solutions Architect – Associate |
2位 | AWS Certified Developer – Associate |
3位 | Certified SysOps Administrator – Associate |
これらの各資格の難易度・説明については下記の各題目にまとめておりますので、ご参照ください。
Associateレベルについて
そもそもAssociateレベルとは…
Associateレベルとは「 1年程度のAWSクラウドサービスの使用経験がある」という定義がありますが、実際にはAWSサービスを使用した案件に従事していたり、そのサービスの経験や勉強をしている方でも,このレベルに該当すると言えるでしょう。
今回の難易度1位にも挙げさせていただきました、AWS Certified Solutions Architect – Associate(以下、SAAとする)は他のAssociateレベルの問題より広範な範囲で同レベルの中では、一番勉強に時間がかかると思います。
こちらの資格(SAA)は一般的には50~100時間の勉強時間が目安だと思われます。
勉強時間に関しては個人差があります。
AWS経験者や勉強者については50~60時間
未経験者の方だと80~100時間が目安となっています。
長くなりましたが、ここから各Associateレベルの資格において私が行った勉強方法をご説明します。
学習方法① AWS Certified Solutions Architect – Associate
個人的にAssociateレベルの中で一番難しかった資格、SAAは私がIT業界に入って初めて資格勉強した際に目標にしていた資格でした。
受験履歴でも記載しておりますが、一番点数が低くギリギリでの合格でした、、笑
またSAAで使用した物は以下3点です:
- 参考書
- Udemy
- AWS Skill Builder
参考書
基本的にAssociateレベルの資格勉強する時は、その資格に準じた参考書を購入し理解できるまで読み込みます。
試験の時間が短い時でさえ、最低でも一周は読み込んで問題に移ります。 (様々なAWSサービスが出てきて理解できないまま問題に挑むよりか、そのサービスの理解をしたうえで問題に挑む方が理解度が向上やし、実際に実務においても役に立ちます。)
また試験の問題集を行っている際に、把握できない問題が出題され解答を見ても理解できない時にとても役に立ちます。
今回は当時使用していたSAAの参考書を載せておきます。
AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト 改訂第3版
Udemy
当時のSAAの資格勉強の際に一番助けられました!
使用していたUdemyの問題集は300問以上あり、実際の試験でも似たような問題が出題されたりと至れり尽くせりで感謝しています。
※ただ全部が全部出題されるわけではないのでご注意ください。
参考までに使用したUdemyの問題集のリンクを載せておきます。
【SAA-C03版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
AWS Skill Builder
AWS Skill Builderはデジタルトレーニングをオンデマンドでいつでも受講できるサービスです。
AWS Skill Builderは資格勉強の為もありますが、当時の案件先に必要な勉強をメインで使用していました。ただSAAの勉強範囲にも入っていたので挙げさせて頂きました。
Skill Builderは説明だけではなくハンズオンも行うことができ、手で動かしつつ学ぶことで理解度の定着に貢献しました。
ワンポイントアドバイス
SAAでは参考書の読み込みや、問題集を何度も繰り返しましょう!
試験の範囲も膨大で参考書読むのもひと苦労しますが、めげずに何度も参考書を読み込み、理解度をあげましょう!
SAAの範囲が理解出来たら、他のAssociateレベルの資格もある程度理解できると思います。
少しずつでもいいので頑張りましょう!
AWS Skill Builderについては以下のリンク:
AWS Skill Builder
学習方法② AWS Certified Developer – Associate
AWS Certified Developer – Associate(以下、DVAとする)では当時の案件先で自動化や構築をメインで行ってており、範囲が多少DVAの試験内容と重なっていたため、そこまで勉強に時間を割いていませんでした。
またSAAの試験を先に合格していると、DVAは限定的な範囲な為そこまで難しく感じないと思います。
ただSAA合格しているからと言って油断は禁物です、絶対に対策はしておきましょう!
(正直私はたまたま合格したと個人的に思われますため、、)
DVAで使用した物は以下になります:
- 参考書
- Udemy
- 問題集
参考書
基本的にSAAと勉強法は同じで、まず参考書を一周して案件先で使用していないAWSサービスの理解を深めます。
ただ読み込んで感じた事としては、SAAの試験勉強を合格しているとある程度は理解出来たので、そんなに苦労はしなかったです。
勉強時間についても約2週間程度で合格しました。
使用した参考書:
ポケットスタディ AWS認定デベロッパーアソシエイト
Udemy
個人的の感想ですがUdemyの講座が一番役に立ったかな~、と思います!
使用した講座では詳細な説明+手で動かして学ぶことができるハンズオン形式で理解度の向上にこちらも一役買っています。
使用したUdemyの講座:
AWS認定Developer Associate(DVA-C02)試験 対策トレーニング
問題集
今回使用した問題集はCloud License
と言われるサイトを使用しました。
個人的な感想としてこちらの問題集は他のサイトと比べ出題される問題が多く、本番の試験でもちらほら同じような問題が出現された為おすすめです。しかしながら解説がいまいちな所があり、結局自分で調べたりしたので注意は必要です!
使用した問題集:
Cloud License
ワンポイントアドバイス
SAAと同様ですが、問題集を何度も解き直しましょう。
もしCloud Licenseなどの問題集を解く際に、選択肢の中で何が適切なのか理解しながら問題に取り組みましょう。
学習方法③ AWS Certified SysOps Administrator – Associate
AWS Certified SysOps Administrator – Associate(以下、SOAとする)を難易度を3位に位置づけました。本来SOAはラボ試験があるAWS唯一の試験ですが、私が受けた時期にラボ試験が中断されていた為、選択問題のみで乗り切ることができました。
もし当時の試験にラボ試験があったら、合格しているかどうかはわからなかったと思います。
またSysopsの問題自体、SAAと似ている箇所が多く個人的にハードルは低かった為一番Associateレベルの資格の中で合格しやすい試験だと思います。
SOAで使用した物は以下になります:
- 参考書
- 問題集
参考書
基本的に内容は同上。必ず参考書一周する。
問題集などの解答をみて理解できなかったら、参考書の該当箇所を読み込みましょう。
ただAWSの運用や管理といった内容は構築と違い、疎かにしてしまう部分が個人的にある為、ここで運用の理解に時間を費やしました。
勉強時間は1週間程度ですが、40時間くらいはしました。
使用した参考書:
AWS認定資格試験テキスト AWS認定SysOpsアドミニストレーター - アソシエイト
問題集
今回のSOAに関してはこれといった問題集はあまり使っていなく、無料のweb問題集を解きまくっていました笑
ここでは使用した問題を箇条書きで記載します。
- AWS Skill Builder
- AWS公式サイト(サンプル問題)
- 参考書(付随している問題集)
- 他サイトの無料枠の問題など
曖昧な内容になってしまい申し訳ありませんが、上記のサイトは活用していました!
今後このサイトも使ってた!など、思い出しましたら追記してく予定ですのでご了承ください。
ワンポイントアドバイス
公式問題集や無料のAWS問題集を覚えるまでやりこみましょう。
参考書のAWSサービスについて理解を深めることも大事ですが、まずITの運用とは?管理・監視とは何か?等の基本を理解しましょう。
基本を理解することで、AWSの各サービスがどのように役立つか、どのように運用を効率化できるかをより深く理解できるようになります。
試験前の心掛け
私が試験前に特に意識しているのは、あとから後悔しないように何度も問題集を解き直していました。
また解いてきた問題を自分で解説できるくらい理解し、ITそのものの内容とAWSの製品の相互理解ができるとなおいいです!
試験前に不安に陥るよりか、自信をもって臨むことが出来るように頑張りましょう!
最後に
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。
初めてQiitaに記事を書いてみましたがいかがでしたでしょう??
これからもAWSの資格の記事や、より技術的な内容の方を投函していきたいと思いますので、今後とも宜しくお願いします。
それでは皆さん、次に投函するまでお元気で!!