はじめに
入社1年目(執筆時入社2年目)にAWS認定資格をいくつか取得したのでそのことについて共有していこうとおもいます!
AWS認定資格について
AWS認定資格は12種類存在し、下記のように分類されています。
区分 | 資格 | 難易度 |
---|---|---|
基礎レベル | Cloud Practitioner | 低 |
アソシエイトレベル | Solutions Architect -Associate | 中 |
SysOps Administrator -Associate | 中 | |
Developer -Associate | 中 | |
プロフェッショナルレベル | Solutions Architect -Professional | 高 |
DevOps Engineer -Professional | 高 | |
専門知識 | Security -Speciality | 高 |
Database -Speciality | 高 | |
Machine Learning -Speciality | 高 | |
Advanced Networking -Speciality | 高 | |
Data Analytics -Speciality | 高 | |
SAP on AWS -Speciality | 高 |
入社時の状態
- AWS未経験
- IT知識はあまりない(理系ですが大学では主にCGモデリングなどしてました)
きっかけ
入社当時、社内でAWSのサービスが盛んに利用されていることを知ったので興味本位で勉強してみたのがきっかけです。
それに加えて会社で開催されていた、「AWS認定資格取得キャンペーン」 の報奨金(※受験料15000円に対して50000円もらえる)に釣られました。
※半額クーポン適応時の価格で、通常時は30000円 + 税です。
取得した資格
- AWS Certified Cloud Practitioner (CLF)
- AWS Certified Solutions Architect - Professional (SAP)
- AWS Certified Database - Specialty (DBS)
試験までの取り組み
勉強時間
- CLF : 2週間
- SAP : 1ヶ月半
- DBS : 1ヶ月
上記の期間で、平日に1日3~5時間ほど取り組みました。
学習方法
僕は集中力があまり続かないのでバリエーションを増やして勉強に取り組みました
👨💻ハンズオンによる体系的な学習
AWSに触ったことが無かったので、導入としてUdemy講座によるハンズオンでの学習に取り組みました。
実際に画面を操作しながらの学習は、単に問題を解いていくよりもイメージが掴みやすいといったメリットがありました。
Udemyおすすめ講座
📖参考書
AWSの情報はBlack Belt公式のドキュメントから得ることもできます。
しかし、分量が多いので短期間で合格したい方は、内容がまとめてある参考書で一通り学習した後に深堀したいところをBlack Beltで確認するといった方法で勉強を進めていきました。
AWS 公式ドキュメント
おすすめの参考書
🏢社内勉強会
僕の所属する会社では、主に新入社員で構成された勉強会が開催されていました。
勉強会は週に2回、1回あたり30分という構成で自分が紹介したいAWSサービスを、Black Beltを参考にして、メンバーに解説するというものです。
当初の目的では、勉強会をアウトプットの場として活用していこうと考えていたのですが、ほかの方の発表や、自分の発表に対するコメントから学ぶことがたくさんあったので参加してよかったです。
📚問題集
長々と書いてきましたが、AWS認定資格取得にあたって僕が一番お世話になったのがWeb問題集です。
特にSAPの問題は実際のユースケースをもとに作られているので、問題を解けば解くほど経験値が蓄積されていくような感覚がありました。
こちらもアウトプットの場として想定していたのですが、Black Beltや参考書には書いていないような、より実際の運用に近いようなAWSの活用方法を学習できたので結果的にインプットのほうが多かったです。
こちらのWeb問題集は有料(利用当時5500円/90日)ですが、価格以上の価値があるのでおすすめです。
実際に試験を受けてみて
受験方法は自宅とテストセンターの2通りあります。
が、私はテストセンターでの受験を強くお勧めします。僕はめんどくさがり屋なので初回は自宅で試験に臨みました。
しかし、受験前の音声チェックの段階で僕のPC(iMac Proなのでそこまでしょぼくないスペックなはず)はフリーズして復活することはありませんでした。
また、テストセンターは場所ごとに全然違うのできれいなところを探して行ったりするのが結構たのしかったです。
試験問題ですが、3回受けて3回とも絶対落ちたと思いましたが合格していました。みなさんも、自信が無くても自分を信じて帰路についてください。きっと大丈夫です。
最後に
AWS認定資格はIT初学者にこそ取得するべきだと思います。
盛んにキャンペーンをやっていてコスト面でのハードルは見かけよりもずいぶん低いと思います。
また、AWSでは
など様々な表彰が用意されているので、モチベーション向上やキャリアアップにつながるはずです!
ぜひ挑戦してみてください。
参考文献