NTTデータ先端技術株式会社の原田です。
アドベントカレンダーの締めも兼ねて 2023 年の個人的なまとめをしたいと思います。
2023年 Top 3 トピックス
- Qiita アドベントカレンダー参加
- Microsoft 認定試験 AZ シリーズ全制覇
- 海外イベント全滅 (Inspire がオンラインのみであることに結構な間気付かず…)
以降個別トピックスをつらつらと。
生成AI (Generative AI)
IT 業界の 2023 年は生成 AI に始まり生成 AI に終わった年でした。
ChatGPT がドンと即戦力サービスとしてリリースされたインパクトは絶大でした、テクノロジーとしての生成 AI は ChatGPT を追っかけて 1 年が終わってしまいましたね。
いろんなミーティング出ると「それ生成 AI でいけるんじゃね?」ってシーン本当にいっぱいあります、でもその場で生成 AI って言っても担当者はピンとこずビジネスの現場においてはそれもリアルな反応です。
やっぱわかる人連れてきて良しなにって流れになるんですかね、生成 AI ってパラダイムシフトになり得るテクノロジーなので自学習しないのはもったいない気がします。
3大パブリッククラウド
引用元 : Synergy Research Group
シェアを見ると AWS が横ばいで Azure・GCP が伸びている形となってます、日本においては AWS のシェアがもう少し高いかと思いますが伸び率についてはほぼ同様かと。
各社の色としては、
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AWS
生成 AI にあまり傾倒することなく成熟した安定性と性能をベースに堅調、何だかんだでエンジニア数がシェアに直結してたりするのでそこ重視路線か。
若干飛躍する感もあるけど Project kuiper が次の1手? -
Azure
生成 AI 1本勝負、Azure OpenAI Service とか Copilot とか名前を変えてもつまりは GPT 最大活用モード。
Windows・Microsoft 365 (Office)・Edge とクライアント製品持ってる強みを最大限に生かせそう、何なら Google Workspace からシェア取り戻すのがビジネス面での本命かとも思う。 -
GCP
ちょっと迷ってるのかな、GCP の色をどう付けるかの分岐点に来ている感じ。
生成 AI 追っかけたいけど、あんまりそこだけに注力してると BigQuery が食われちゃう気もする。
と言う感じで捉えました。
市民開発
生成 AI に押された影響もあるのでしょう、キーワードとしてはかなり薄まってしまった印象でした。
おそらく国内マーケットにおいては真に自力でやれる企業はもうやっているが、次に来る伴走者が必要な企業への普及のところで足踏み状態って感じじゃないかと思います。
要因としては、
- 確かにプログラミング言語のスキルはなくても大丈夫だが、一部のソフトウェア開発スキルは必要になるのでそのあたりが壁になる
- 何ならちょっと難しいことしようとするとプログラミング言語が必要になる
- ライセンス費用もかかるし既にある Excel や Access を置き換えてまで取り組むメリットが見えない
と言ったところでしょうか。
結局ノーコード/ローコード開発を外部委託すると言う、市民開発ではないところに落ちて行ってしまう気がします。
2024年にまずやりたいこと (とやんなきゃいけないこと)
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Python の勉強
今更ではありますが、今最も汎用的に使える言語なのでインフラ技術者としても押さえておくべきかなと。 -
Microsoft 認定試験 PL シリーズ全制覇
Power BI が一番の山、でも試験中に Web サーチが使えるようになったので行けそうな感触はあります。 -
出稼ぎ
まあいろいろ会社とか組織とかの事情がありまして、現場も嫌いではないので何でもやります。
まとめ
生成 AI の1年、以上。