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【GCP概要編】Google Cloud Platform Fundamentals: Core Infrastructure 受講まとめ①

Last updated at Posted at 2020-10-28

この記事の目的とゴール

近々、Associate Cloud Engineerを受験する予定です。

その受験対策として受講したGoogle Cloud Platform Fundamentals: Core Infrastructureの内容をまとめていきたいと思います。
講座以外の内容についても、試験に役立ちそうな内容を記載していきます。

受験のためではありますが、この講座を通してGCPの概要や各プロダクトの特徴が体系的に理解できて非常に良い勉強となりました。

GCPの紹介

クラウドコンピューティングの重要な特性

以下がGCPにかかわらず、クラウド全般に言えるメリットです。

  1. 必要に応じて自分自身でリソースを取得できる → サーバを買わなくてOK
  2. 場所を問わずリソースにアクセスできる → ネット経由でどこからでも
  3. プロバイダは巨大なリソースの中から、顧客に割り当てる → 規模の経済性
  4. リソースは必要に応じて増減できる → スケールアップ、スケールアウトが簡単
  5. 費用は発生した分だけ支払う → 初期コストが不要

GCPの4つの操作方法

  • 以下4つがある。主に使うのは1と2
    1. GCP Console
      • GUIベース
      • ブラウザからアクセス可能。
    2. Cloud Shell
      • ブラウザベースの対話型シェル環境。
      • 実体としては一時的な仮想マシン。
      • SDKがプリインストールされている。
    3. API
    4. モバイルアプリ

GCPアーキテクチャ

  • IaaS(Conpute Engine)ではこれまでの仮想化同様、構成が自由。
  • PaaS(App Engine)では必要なライブラリがインストールされているため、コードをデプロイするだけ。
  • FaaS(Cloud Function)は、サーバレスで処理(関数)を実行できる。

image.png
(https://cloud.google.com/blog/products/gcp/time-to-hello-world-vms-vs-containers-vs-paas-vs-faas)

リージョンとゾーン

  • リージョン(地域)の中に、複数のゾーンが存在する。
  • 東京リージョンの中にゾーンが複数ある。データセンターが何箇所かに分かれてるイメージ。
  • リソースを複数のゾーンに分散することにより耐障害性が増す。
  • さらに、マルチリージョン(複数のリージョン)に分散することにより、リージョンレベルの大規模災害時にも対応できる。

image.png
(https://cloud.google.com/about/locations?hl=ja#regions)

  • コマンドラインで、作業するリージョンを設定したいときは以下コマンドを使う。
    • gcloud config set compute/region リージョン名

料金設定

  • Compute Engineなど、多くのサービスでは秒単位で課金される。
  • Compute EngineではVM(Virtual Machine)の実行時間が一定を超えると割引される。
  • 料金の見積もりをしたいときは、料金見積もりツールを使う。

image.png
https://cloud.google.com/products/calculator/?hl=ja

多額の請求を回避する方法

想定外の費用がかからないように、以下を参考に適切に管理する。

  1. 予算とアラート
    • 予算をアカウント毎かプロジェクト毎に設定できる。(アカウントやプロジェクトの詳細については別途)
    • 予算に上限を設定することができる。
    • アラートを50%、90%、100%に設定できる(変更可能)。
  2. 課金データエクスポート
    • BigQueryやCloud Storageなど、分析用としてエクスポートできる。
  3. レポート
    • GCP Console内でビジュアルで確認できる。
  4. 割り当て
    • 「頻度」と「数量」の割当で悪意のある攻撃を防ぐ
      • 「頻度」は一定時間のAPI呼び出し数など
      • 「数量」はVPCのネットワーク数など
    • 増やしたいときはGoogleにリクエストできる
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