この記事について
※こちらは、アイレット株式会社Advent Calendar2023 13日目の記事になります!
今回は、今かなりホットな生成AIを搭載したコードエディタ「Cursor」をご紹介します!
5分ほどでお読みいただける内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください(_ _)
- 個人的なCursorの特徴3選 (実際の使用例)
- プランごとの違い
- インストール方法
- 使ってみた感想
- 最後に
1. 個人的なCursorの特徴3選
1-1. AIがコードを自動作成
cursorはOpenAIのGPT(3.5, 4)を実行できるため、
自分が実装したい処理の詳細を伝えることで自動でコードの生成を行ってくれます。
試しに「入力された数値が、偶数か奇数かを判定するコードを作成して」とお願いしてみました。
↓↓↓
数秒後・・・
↓↓↓
自動的にコードを作成してくれました!
英語ではなく、日本語でお願いしても普通に通じることにも感動です。
※一応、実行結果です↓
数値を入力してください: 1
奇数です
1-2. 処理やエラーについて質問できる
先ほど作成してもらったコードを少し変更し、エラーが起こるようにしてみました。
試しに「エラーの原因は何か」質問してみます。
「エラーがなぜ起こっているのか」だけでなく「エラーの改善策」まで提示してくれました・・・
しかも説明がかなり分かりやすいですね(凄すぎる。。
あと、ChatGPT(ブラウザ)とエディタを行き来する必要がないのも便利だと思いました!
1-3. VSCodeの拡張機能が使える
cursorはVisual Studio Code(通称: VSCode)をフォークして作られているため、
VSCodeの拡張機能をそのまま使うことができます。
また、既にVSCodeを使用している場合、拡張機能を全て一括で移行することもできます!
いちいち拡張機能を再インストールする手間が発生しないので、個人的にはかなりありがたいポイントです。
2. プランごとの違い
プラン名 | 値段 | GPT3.5の使用回数 | GPT4の使用回数 | AIコーディング | プライバシーモードの強制 |
---|---|---|---|---|---|
Basic | 無料 | 200回 /月 | 50回(slow GPT4) | 〇 | ✖ |
Pro | $20 /月 (2023/12/09現在、約2900円) | 無制限 | 無制限(slow GPT4) 500回/ 月(fast GPT4) |
〇 | ✖ |
Business | $40 /1人/月 (2023/12/09現在、約5800円) | 無制限 | 無制限(slow GPT4) 500回/ 月 or 無制限?(fast GPT4) |
〇 | 〇 |
プランごとによる大きな違いは「GPT3.5, GPT4(slow/fast) の使用回数の制限」となりそうですね。
(ビジネスプランは企業/組織向けのため、一括請求やプライバシーモードの強制などの機能が追加されるそうです)
詳しくは公式ページ(プラン)をご参照ください!
※プランの違い、値段は2023/12/09 現在の情報になります。
3. インストール方法(Windows)
- 公式サイトからダウンロードし、インストール
- 起動後
・Languageに「日本語」と入力
・右下のInstall "cursor"をクリック
↓↓↓
・Continueをクリック - ログイン
アカウントを新規で作成する場合は「Sign Up」から作成を行う。
以上!
4. 使ってみた感想
元々VSCodeに慣れていることもあると思いますが、個人的にはこれからも使っていきたいと思えるほどに使いやすかったです!
・簡単な処理の実装や、Enumの作成など…難易度は低いが、時間がかかる作業をエディタ上でAIに任せられる点。
・デバッグ機能が充実 & VSCodeの拡張機能がそのまま使える。など
VSCodeからの移行が楽な上、開発の効率化→生産性を向上できるのが最大の魅力ですね。
5. 最後に
最後までお読みいただきありがとうございました!
今回はAI搭載コードエディタ「Cursor」についてご紹介させて頂きました。
少しでも興味を持っていただけたなら幸いです!
参考サイト(公式)