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【batch】Qiitaへの記事投稿の準備を自動化した

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はじめに

Qiitaに記事投稿をする際、毎回記事のもととなるテンプレートの記事を探して内容を開いてコピーし、新規投稿のページを開いて、コピペする。
この手順が面倒だったので、バッチファイルにて自動化したので、共有する。

内容

windowsの.batファイルにて、コマンドを記載していった。内容は単純なので、batchファイルを書いたことがない人にもわかりやすく順番に解説していく。
ちなみに、このバッチファイルが配置されているファイルには記事のテンプレートとなるテキストファイルを配置する必要があるので、準備いただきたい。

postQiita.bat
@ECHO OFF

REM 文字コードをUTF8に設定
chcp 65001

REM 記事投稿テンプレート文字列をコピーする
type Qiita_template.txt | clip

REM Qiitaを開く
start https://qiita.com/drafts/new

1. 初期処理

@ECHO OFF

まず初めに@ECHO OFFを設定する。.bat形式のファイルはダブルクリックで実行した後、コマンドプロンプトが開き処理が実行されていく。
その際、処理内容がすべてコマンドプロンプトに表示されていくのだが、この@ECHO OFFを設定しておくと処理が表示されなくなる。(処理はきっちり裏で動いているのでご安心を。)

2. 文字コードの設定

REM 文字コードをUTF8に設定
chcp 65001

次に、文字コードの設定を行う。コマンドプロンプトでは文字コードはSHIFT-JISとなっているのだが、記事投稿用テンプレートのテキストファイルで使用している文字コードがこれとあっていない場合、合わせるよう設定する必要がある。(でないと後で面倒なことになってしまうので)
今回はchcpコマンドにて文字コードをUTF8に設定した。(詳しい設定の方法は割愛する。)

3. 記事投稿用の内容をコピー

REM 記事投稿テンプレート文字列をコピーする
type Qiita_template.txt | clip

typeコマンドは、指定したファイルの内容を画面に出力するコマンドである。clipコマンドは指定された文字列をクリップボードにコピーする。そのコマンドをパイプライン|にて続けて記載し、連続で実施している。
つまり、記事投稿用のファイルの内容を出力し(実際には@ECHO OFFが設定されているので画面には出力されない)、それをクリップボードにコピーしている。

4. 記事投稿ページを開く

REM Qiitaを開く
start https://qiita.com/drafts/new

startコマンドにて、指定したURLのページ(ここではQiitaの記事投稿ページ)を、指定のブラウザで開く。
startコマンドは、実際は指定したプログラムをコマンドプロンプトとは独立して呼び出すコマンドだが、URLを指定すると、デフォルトで設定されたブラウザで開くらしい。
ちなみに、好きなブラウザで開きたい場合は、ブラウザの実行ファイルを指定するとよい。

start "C:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe" https://qiita.com/drafts/new

後は各自Ctrl + vなどで貼り付けを行えば、準備完了ということになる。

まとめ

いかがだっただろうか。もしかしたら大した短縮にはならないかもしれないが、私と同じような手間をかけて記事投稿をしているようであれば、ぜひ役に立ててほしい。
もちろん、ここに記載している内容は自由に使っていただいて構わない。自由に複製なりカスタマイズなりして、上手に作業を簡略化していただければと思う。

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