この本を選んだ経緯
私はお子ちゃまです。。。(超唐突)
最近特に感じております。
私はSESとして働いておりますが、同じ職場の方に対して、
「なんでこの人はこんなにできないのか」
「なんでこんなに責任感がないのか」
「この人と同じ給料ってま?」
といったことを思ってしまいます。
私自身が頭がいいとかでは決してないのですが、その方を見ていると少し苛立ちを感じます。
それ以外にも最近ネガティブなことを考えてしまうことが多いなぁ・・・
と思っていたところにこの本を見つけました。
どんなものか読んでやろう(超絶上から目線)ということで、
以前投稿しました#2の「気持ちをもっと言葉にできる本」に続いて今回はこの本を選びました。
どのような方にオススメの本なのか
不安なことや大変なことでネガティブな気持ちになってしまう、、、
嫌いという感情が湧いてきてつい顔に出てしまう、、、
こう言った方はぜひ読んでいただきたい本です!
私は社内に苦手な人が1人いまして、その方と関わるときについ顔に出てしまいます。。。
よくない事だとわかっているのですがつい顔が強張ってしまうので、できるだけ社内のイベントに行かないようにしようと思っておりましたが、この本を読んでみて、好きではないけど別に大嫌いというほどではないし、良いところをできるだけ探してみよう!と少しずつ前向きにその方のことを見れるようになりました。
他にも、辛い時や逃げ出したい時に直面した時に、どのように「感情リセット」するか、たくさんの手法がありますので自分に合いそうなものを見つけてみるのも良いと思います。
ネガティブな感情が自然に湧き出てきて、仕事に手がつかない人は
少しでも楽になるためにもこの本を読むことをオススメできると思います!
「心配事の96%」は起こらない
本の内容で特に私が共感したものを挙げさせていただきます。
この見出しのように確かに実際に苦しい出来事や心配な事が起きていなくても、「もしかすると起きるのではないか」
と少しでも思ってしまうと、不安状態とそれに伴うストレス反応が出てきてしまいます。
よく考えると、なんだか不思議な事をしているなと思ったのですが、
起こってもいない事、「無」から勝手にストレスを作り出していますよね。
冷静に考えるとかなり不思議な事をしていますが、
それでもおそらく全人類が直面してきたことかと思いますので、
人間の本能的なものなのでしょうか。
そんな時は心の中で下記のように呟きましょう!
「なんとかなるさ」
「ケ・セラ・セラ」
なんとかなりそうな気がしませんか?
よく考えてみれば、今まで不安な場面に直面しても、
いざやってみて終わってみると意外と大丈夫だった。
ということが割と大半なのかなと思います。
意外とそんなものですよね。
起こってもいない先の事を考えても不安になるだけですので、それならば途中でご紹介した二つの言葉を
心の中で呟くだけでも少しだけゆったりした気分になりましょう。
きっとなんとかなりますので!(気持ちが大事!)
「嫌いという感情」のリセット術
私としてはこの項目が最近の悩みにダイレクトにつながるものでして、非常にためになりました。
簡単なワークがありましたのでご紹介いたします。
あなたの職場の10人をイメージしてください。
その人たちのことを「好き」か「嫌い」かに分類してみるのです。何人ずつになりましたか?
「好き」「嫌い」の二者択一で判断すると、必ず何人かは「嫌い」に分類されると思います。
「嫌い」に分類した人をイメージしてください。そのなかには「大嫌いだ!」「話もしたくない、顔も合わせたくない」という人もいるでしょう。
ですが、「あまり好きじゃないけど、何か迷惑を受けているわけじゃない」「好きじゃないけど、直接の利害関係はないからどうでもいいや」のように、決して「大嫌い」、積極的に「嫌い」ではない人たちも、一定の割合で存在するはず。
そこで「嫌い」に分類されたけれども、「大嫌い」というほどでもない人を、「普通」に分類してみましょう。判断するときに「好き」「嫌い」の二者択一ではなく、「好き」「普通」「大嫌い」の三択に変えてみましょう。
確かに「好きになれない」人だけれど、「大嫌い」というほどではないから「普通」でいいや!と思えれば、私たちは「好きではない」を、「嫌い」と勘違いしていたことに、気づくことができます。
「本能的な判断」ですべてを決めるのではなく「理性的な判断」「論理的な判断」によってそれをコントロールすることができるのです。
みなさんはいかがでしたでしょうか?
上記のワークをしてみて、私の場合は多くの人は「普通」に分類されました。
- ヘラヘラしていて鬱陶しいと思っていた人
- 口ばかりで何もできない人
- シンプルに理解力の無い人
私が上の三つのように思っていた人達でも、二者択一で判断するのではなく、
三択で考えてみると、別にそこまで嫌うこともないなと理性的に判断することで
「普通」に分類する事ができました。
私は今まで、「嫌い」だと思っていた人の「ここが嫌い」という部分ばかりをみて、さらに嫌いになっていたと思います。
なんだろう・・・それってよくない事ですよね?(ひろゆき風)
そんな時には悪口を言うのではなく、あえて「褒め」てみろと。本心でなくても結構だと著者は言っております。
「褒め」と言うほどのものでなくて、「擁護」でもよいのでしょう。嫌いな人を褒めるようにする。
すると、面白いように人間関係が変わってきます。それが本人の耳に入れば、その効果は絶大なものとなりますが、そうならなかったとしても、本人のいないところで、こっそりとほめることで人間関係は好転します。なぜなら「褒める」のは「相手の良いところ探し」につながるからです。
要するに、悪いところ探しをすれば「短所」がたくさん見つかって、相手のことが嫌いになる。良いところ探しをすれば「長所」がたくさん見つかって、相手のことが好きになるのです。
本人を直接褒めるのが1番ですが、影でこっそり褒めても、あるいは心の中で相手を褒めるだけで、相手に対する「好意」が、生まれてきます。
いい感じに書いてありますが、これってかなり難しいです!
それだけ相手の良いところを探す事をしてこなかったのだなと反省しつつ、良い気づきにもなりました!
自分にとって良いところを言葉で伝えてくれる人というのは、とても素敵ですよね。
人の良いところにすぐ気づける、
ちょっと人間性に難ありみたいな人でも、
できる限り良いところを探して悪口を言わない。
そういったかっこよくて素敵に人になりたいと強く感じました・・・!
アンミカみたいに・・・
まとめ
私が読んでいて、特に良いな、自分に合うと感じた二つをご紹介しましたが、
他にもさまざまなメソッドが本中で紹介されています。
苦しい作業が楽しくなる「ストップウォッチ仕事術」
3行ポジティブ日記-たった3行でなぜ絶大な効果?
睡眠時間「1日7時間半〜8時間の人」が最強!
など・・・
気になった方はぜひこの本を読んでみてください。
何か自分に合うメソッドがあってそれを取り入れる事ができれば、
日々自分の感情と向き合いコントロールできて仕事でも成果が出やすくなりそうですよね。
私はまだまだお子ちゃまですが、この本のメソッドを少しでも自分に取り入れて、
感情を少しでもコントロールできるようになっていきたい。そう感じております!
拙文最後までお読みいただきありがとうございました!