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読書感想文的なもの#2気持ちをもっと言葉にできる本

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この本を選んだ経緯

以前の「ゼロ秒思考」に続き、今回私が選んだ本はタイトルにもありますが「気持ちをもっと言葉にできる本」という本です。

本屋さんをうろうろしていると、この本が目に入ってきました。
タイトルを見て少し気になったので立ち読み。
なるほどなぁと思うところが割とあり、面白いと思ったので購入をしました。

どのような方にオススメの本なのか

否定されるのが怖くて自分の意見が言えなくて困っている、、、
相手を怒らせないことばかり考えて話している、、、

こう言った方はぜひ読んでいただきたい本です!

かく言う私も私はあまり自分の意見を言うのが得意ではなく、
基本的にその場での「正解」と思うコメント、無難な返しを今まで選択してきました。

なぜそういったことしか言えないのか、答えはシンプルで
嫌われるのが極端に怖いから
この本を読みながらそうなんだろうなぁと気づくことができました。

自分の発言を否定されるのが怖い、相手から受け入れられことだけ考えて自分の意見を言えない悩みがある方は、この本を読んでみると少しずつ本音で自分の意見を言えるようになっていくかもしれません。

「教えたいこと」の視点を身につけよう

あなたが言いたいことは、相手にとってはどうでもいいこと

本の中の一文ですが確かにその通りだと感じました。

個人的にですが、女性の
「韓国のアイドルの〇〇がね!カッコ良すぎてね・・・」
「〇〇が今日も尊い・・・本当に見てほしい!」

みたいな話題に死ぬほど興味を持てません。(ガチ)

その女性は言いたいことを言えておそらく気分が良くなっているはずですが、私は1ミリも興味が湧いておりません。
本当に面白くないです。(言い過ぎ)

とは言っても私のように否定が怖くて相手に受け入れられることだけを考えていると、
自分の考えが失われてイエスマンになり、こちらも面白みがありません。

ではどうすればいいのか?

その際は「教えたいこと」は何かを考えましょう。

教えたいことは「誰か」に教えるため、相手を存在を意識して、相手を想像しながら

「この話題はおそらく好きかもしれない」
「この話題は相手にとってかなりメリットがあるかも、、、」

と言うように何を話せばいいかが割と自然に出てきます。

もしこれができれば単純に自分本位の「言いたい」状態から、相手の立場や相手視点が組み込まれ、本音で話せるのです。

「教えたいこと」はそもそも本音がベースでないと教えたいという感情が湧き上がってこないと思いますので、「教えたいこと」を話せば自然に本音で話すことができると感じました。

本音で話すことの重要性

本音で話すと何が良くて、どのようなメリットがあるのでしょうか。

結論、信頼を得やすくなります。

シンプルすぎますが本当にその通りで、
腹を割って話してくれる人はなんとなく「いい人だな」とか「信頼できるな」と思うではないかと思います。

逆に何を考えているかわからない人は一定いるかと思いますが、そういった方々はみんなから信頼を得ているかと言われるとそうではないのではないでしょうか。

これはプライベートだけではなく、仕事でも活用できると、
私の実体験を基にそう感じております。

少し私の実体験について書きたいのですが、(唐突)

以前私はエステ業界に勤めておりました。

追加で施術の契約をするか迷っている方へのカウンセリングを行なっていた際に、これをすることでどのようなメリットがあるか、「普段ならこれでもお得なサービスですが今ならこう言ったキャンペーンをやっておりまして・・・」といったことをお伝えしました。

お客様はまだ踏ん切りがつかず、非常に迷っておられましたが、私は以前から感じていた本音を伝えました。

「正直申し上げると、いずれまた別のキャンペーンも打ち出されるので、契約は今じゃなくても今後同じようなキャンペーンがあれば同じ割引率でご契約いただけます。
ただ私の本音としては〇〇様がお悩みを抱えていらっしゃる姿を見て、以前の私と同じ悩みを抱えていらっしゃるとなと感じておりました。
私も同じ悩みを抱えていたからこそ、一刻も早く解消してほしい、早くお悩みから解消されてポジティブな日々を過ごせるようになってほしいなと思っております。
私はこの施術をする事で悩みから解消され、本当に前向きになる事ができまして、〇〇様にも施術を受けていただいて、私がそのお手伝いをできたら本当に嬉しく思います。
違うキャンペーンを待ってからまたお財布に余裕が出てきたタイミングでご契約していただくことも一つの選択ですが、この場でご契約していただき、お悩みから一刻も早く解消されてポジティブに日々を過ごしていただく、というのも一つの選択です。
私としては後者の方を選んでいただきたい思いはありまして、私に綺麗にさせていただくお手伝いをさせていただけたら本当に嬉しく思います!」

上記のような本音を一生懸命ぶつけたところ、踏ん切りがつかなったお客様が

「〇〇(投稿者)さんがそういうならもうすぐ契約しちゃいます!」

と言ってすぐにご契約をしていただきました。

いや、さっきまで踏ん切りがつかなかったのはなんですの〜〜〜????

と一瞬思ったのですが、これは本音を相手に本気でぶつけたことで信頼を得ることができ、結果契約に結びついたのかなと今ではそう思っております。

まとめ

「教えたいこと」を何かを考え、それが本音となりうまく話せるとわかっても、
教えたいことがパッと出て来ず難しいと感じる方もいるのかもしれません。

そう言った方は

「教えたいことは、本当になんでもいい」
「不正解はない」

ということを意識してみるといいのかなと。

「これを言って上司にバカにされないか」
「相手のメリットを考えないと」
など思わなくていいと思います。

自分自身がワクワクする、話したい、相手のことを考えて「これを教えてあげたい」と思うことであれば、
どんなことでも構わないと思います。それだけできっといいんです。

学生時代から「正しい答え」を出すことを教わってきたと思います。
ですが、自分の意見や考えに正解はないです。
存在しない正解を探しても見つからず、見つからないから何も言えなくなって苦しんでしまいます。

「教えたいこと」というのは
きっとなんでもいいんです。
なんでもいいから、
自分が相手に「これ、面白いから教えたい!」と思うことを
できるだけ素直に表現することだけを考えればいいのだなと感じました。

私自身、まだまだ「教えたいこと」の視点をマスターしてはいませんが、
意識するだけでも自分の意見を言いやすくなります。

自分の感受性のままに言葉を紡ぐだけでうまくコミュニケーションを取れるのであれば、
もう無敵状態突入だと思います。

そう言った状態になるためにもこの本で学んだ「教えたいこと」の視点を日々意識していきます!

拙文最後までお読みいただきありがとうございました!

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