1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

OpenWrt 24.10.0が正式リリースされました!

Last updated at Posted at 2025-02-05

OpenWrt 24.10.0がついに正式リリースされました。
既にAttended Sysupgradeでもイメージが作成できるようになっています。

変更点

  • TLS 1.3をデフォルトでサポート
  • 大きいフラッシュサイズのデバイスでPOSIX ACLとファイルシステムセキュリティ属性を有効化(Dockerで必要らしい)
    • Small_Flash機能フラグがないすべてのターゲットで有効
    • 対象外は下記の通り
      • ATH79/TINY
      • BCM47XX/LEGACY
      • LANTIQ/ASE
      • LANTIQ/XRX200_LEGACY
      • LANTIQ/XWAY_LEGACY
      • RAMIPS/MT76X8
      • RAMIPS/RT288X
      • RAMIPS/RT305X
      • RAMIPS/RT3883
  • 大きいフラッシュサイズのデバイスでMultiPath TCPのカーネルサポートを有効化
  • Wi-Fi6(802.11ax)のサポート改善とWi-Fi7(802.11be)のサポートを開始
    • まだ多くのデバイスはサポートされていません
  • 改善されたLink Layer Discovery Protocol(LLDP)サポート
  • OpenWrt 24.10はOPKGのみを使用し、APKパッケージはサポートしません
    • (メインブランチのみAPKに変更されました)

具体的な変化(Luci)

インターフェース

詳細設定

image.png
IPv6 デリゲーションでサブネットを委任するときの優先度っぽいですね(詳細不明)

DHCPサーバ - IPv6設定

image.png
プレフィックスデリゲーションの最小長を指定できるようになったみたいです

image.png
NTP設定も広報出来るっぽい

グローバルネットワークオプション

パケットステアリング

image.png

複数のCPUに跨ったパケットステアリングを有効化します。ネットワークスピードの改善または妨げになります。

CPUを全スレッド使うか、一部使うかを選べるようになったみたいです

Steering flows(RPS)

image.png

Directs packet flows to specific CPUs where the local socket owner listens (the local service). Note: this setting is for local services on the device only (not for forwarding).

よくわかりません!

いろんなルール

Cloneボタン

image.png
ルーティングやファイアウォールなどの設定でCloneボタンが追加され、ルールの複数作成が楽になりました

DHCPおよびDNS

image.png
設定項目一覧がガラッと変わりました

インスタンスを空にしたまま24.10.0にSysupgradeしたり、ターミナルから設定を削除するとエラーになってLuci上で設定できなくなります

Cache

image.png
image.png

キャッシュ対象が選べるようになったみたいです

転送

image.png
なんかいっぱい増えてます。多分DNSサーバにリクエスト投げるときの付加情報とかですかね?

ファイアウォール

ルーティング/NATオフロード

image.png
プルダウンメニューで選べるようになってます

おわり

何の解説にもなってませんがひとまずここが違う!と気づいたところをまとめてみました。
今のところ不具合もなく動いていますが、しばらく様子見しながら遊んでみます!

1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?