本記事ついて
本記事は プログラミング初学者の私が学習していく中でわからない単語や概要をなるべくわかりやすい様にまとめたものです。
もし誤りなどありましたらコメントにてお知らせいただけるとありがたいです。
GmailAppクラス
GmailAppクラスとは
Gmailサービスの最上位に位置するトップレベルオブジェクト
新規のメッセージ送信、スレッドを検索、スレッドやメッセージをまとめて操作するなどのメンバーが提供されている。
＊GmailAppクラスの主なメンバーの図はさすがに作るのがきびしいので、参考資料の本を見ていただくか、ネットで調べください。
ちなみにこちらで書いてありました。
https://for-dummies.net/gas-noobs/gas-japanese-reference-for-gmail/
新規メッセージを送信する
新規メッセージを送信する場合
sendEmailメソッドを使う。
構文
GmailApp.sendEmail(宛先, 本文, 本文[, オプション])
必須の引数
宛先のメールアドレス
件名
本文
これらを文字列で指定
オプションはパラメータをオブジェクトで指定する。
| オプション名 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
| attachments | BlobSourcel[] | 添付ファイルの配列 |
| bcc | String | BCCに設定するメールアドレス |
| cc | String | CCに設定するメールアドレス |
| from | String | 送信元メールアドレス(エイリアスとして設定されているアドレスのみ) |
| htmlBody | String | 指定されている場合、受信側でHTMLメールを表示できる場合は本文の代わりに使用する |
| name | String | 送信者名 |
| noReply | String | 送信したメッセージに返信不要の場合trueを設定する |
| replyTo | String | デフォルトの返信先メールアドレス |
bcc,cc,replyで複数のメールアドレスを指定する場合は、文字列内のカンマ区切りで指定
noReplyをtrueに設定すると、送信元の表示が
noreply@~
になる。
お試し
利用可能な実在アドレスを指定してください
function tosiki() {
const recipient = '×××××××@gmail.com';
const subject = 'サンプルメール';
let body = '';
body += '利樹様\n';
body += '\n';
body += 'このメールは利樹が大好きだから送りました。\n';
body += 'ご確認を！！\n';
const options = {
cc: '××××××××@gmail.com',
name: 'GASからの送信'
};
GmailApp.sendEmail(recipient, subject, body, options);
}
自動送信メールツールを作ることも可能ですが一日あたり、100件ないしは1500件と言う制限があるみたいです。
正直十分ですが・・・・
下書きを作成
メッセージを確認するのであれば
createDraftメソッド
メッセージの下書きを作成するのみで、送信はしない。
確認後、手動で送信することも可能
構文
GmailApp.createDraft(宛先, 件名, 本文[, オプション]
function tosiki() {
const recipient = '×××××××@gmail.com';
const subject = 'サンプルメール';
let body = '';
body += '利樹様\n';
body += '\n';
body += 'このメールは利樹が大好きだから送りました。\n';
body += 'ご確認を！！\n';
const options = {
cc: '××××××××@gmail.com',
name: 'GASからの送信'
};
GmailApp.createDraft(recipient, subject, body, options);
}
Gmailの下書きを見ると作られているのが分かると思います。