昔のUNIX使いがWindows用キーボードをMacで使うときの便利設定

Windows用キーボードRealforce91をMac miniにつなげた際に設定して便利だったものをまとめてみました。
Mac用の良いキーボードが世の中にあれば、こんな苦労もしないですむんですけどねー。

「Caps Lock」を「⌘Command」に入れ替え

標準の設定から行います。真のUNIX使いであれば「⌘Command」ではなく「^Control」を割り当てるべきだと思いますが。。。

1. 設定 > キーボード > 装飾キーを開く
2. Caps Lockキーに⌘Commandを割り当てます

「E/J（半角/全角）」を「Esc」に入れ替え

Escは1の横にないと落ち着かないのでKarabinerを使って設定します。

1. Kanabinerをインストール
2. 「Change Backquote」からBackquote to Escapeにチェックを入れる

「無変換」を「英数」、「変換」を「かな」に入れ替え

IMEのON/OFFをMac純正キーボードと同様にスペースキーの両横でやりたいでのSeilを使って設定します。

1. Seilをインストール
2. 「For Japanese」から下記２つにチェックを入れる
   • Enable NFER Key on PC keyboard
   • Enable XFER Key on PC keyboard

ターミナルを使う時だけ「A」の横を「^Control」に変更

Karabinerでは特定アプリのときだけキーバインドを自動的に切り替えることができます。この機能を使って、Terminalを使う時だけControlとCommandを入れ替え、「A」の左がControlとなるようにします。

• Karabinerを開き、「Misc&Uninstall」をクリック
  

• 「Open private.xml」をクリック
  

• private.xmlを編集する
  xml
<?xml version="1.0"?>
<root>
<appdef>
<appname>TERMINAL</appname>
<equal>com.apple.Terminal</equal>
</appdef>
<item>
<name>Command_L to Control_L (TERMINAL ONLY)</name>
<only>TERMINAL</only>
<identifier>remap.app_term_commandL2controlL2</identifier>
<autogen>--KeyToKey-- KeyCode::COMMAND_L, KeyCode::CONTROL_L</autogen>
</item>
<item>
<name>Control_L to Command_L (TERMINAL ONLY)</name>
<only>TERMINAL</only>
<identifier>remap.app_term_contolL2commandL2</identifier>
<autogen>--KeyToKey-- KeyCode::CONTROL_L, KeyCode::COMMAND_L</autogen>
</item>
</root>


• 「Change Key」タブをクリックし、「Reload XML」をクリック
  

• 3のprivate.xmlに定義した下記の設定にチェックを入れ、有効にします

  • Command_L to Control_L (TERMINAL ONLY)
  • Control_L to Command_L (TERMINAL ONLY)

おまけ

アプリケーションの切り替えをウィンドウ単位で設定できるようにする

WindowsではAlt+Tabでウィンドウ単位でアプリケーションの切り替えができますが、Macのデフォルトショートカット⌘Command+Tabではアプリケーション単位での切り替えになります。

Excelなどを複数ウィンドウで開いている時に、ウィンドウ単位で切り替えたらたらなーと思うことがよくありますが、HyperSwitchを入れるとショートカットキーでウィンドウ単位での切り替えが可能になります。

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