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スタートアップはお金を払ってでも使うべきプロダクト14選

Last updated at Posted at 2015-12-13

2020年最新版をnoteの方に公開しました!

スタートアップはお金を払ってでも使うべきプロダクト12選 2020

下記は以前のものです。ご注意ください。


株式会社スピカは女性向けのネイル写真共有サービス「ネイルブック」を運営しているスタートアップです。

弊社もそうですが、どこのスタートアップでもリソースは足りない状態だと思います。ヒト・モノ・カネ、全てが貴重なリソースです。

少しでもお金を倹約したいフェーズなので、有料サービスを契約するのは抵抗があるかもしれません。

しかし、素晴らしいプロダクトはあなたの会社の成長を助けてくれます。

素晴らしいプロダクト使うことでメンバーから無駄な業務をはがすことができ、あなたの会社を成長させるために優先して取り組むべき課題に集中することができます。

ということで私が「お金払ってよかったなー」と思ったサービスをご紹介します。

社内システム

Google Apps for Work

Google Apps for Work   Google のクラウド型グループウェア.png

メール、予定表、ホームページ、ファイル共有、文書作成など、シンプルで安全に使えるクラウド型グループウェア

MicrosoftのOffice365など他にも素晴らしいグループウェアがありますが、スタートアップはGoogle Apps for Workを選択すべきだと思います。

メール、スケジューラー、ファイル共有など必要なものが全部揃って月500円/人。素晴らしいコスパです。スプレッドシート、ドキュメントを活用すればMicrosoft Officeを購入する必要もありません。初期投資をなるべく抑えたいスタートアップでは使わない手はありません。

サイト:https://www.google.co.jp/intx/ja/work/

Qiita:Team

Qiita Team   みんなが手軽に書ける情報共有ツール.png

かんたんに書けて、かんたんに共有できる場所

社内でストックする情報をMarkdownで簡単に共有することができます。Markdownはシンプルな文法なので非エンジニアもすぐ慣れることができますし、Markdownというフォーマットに縛ることで文章の構成を構造化でき、記載される内容が自然と整理されてきます。

サイト:https://teams.qiita.com/

Slack

Slack  Be less busy.png

チャットサービスです。無料でも充分過ぎる価値があります。しかし、Slack本来のポテンシャルを発揮するのであれば、課金した方がいいと思います。

様々な外部サービスと連携ができるため、連携すればするほど便利になっていきます。

スピカでは下記のサービス、システムと連携してます。

  • Crashlytics
  • Zendesk
  • Google Drive
  • github
  • hubot など

サイト:https://slack.com/

制作

Sketch

Sketch   Professional Digital Design for Mac.png

スマートフォン・アプリ時代に最適化されたベクタードローソフトです。UIデザインに特化されているため、便利機能が満載です。

参考:Sketch 3を使う3つの理由と10の魅力

スピカではデザイナーがSketchファイルをgithub上のリポジトリにコミットし、エンジニアはSketchファイルを開いて自分たちで画像の書き出しを行ってます。また、Zeplinと組み合わせて使うとUI実装がはかどります。

サイト:https://www.sketchapp.com/

Prott

Prott   Prototyping tool for Web iOS Android apps.png

Prottはアプリやサービスのアイディアを素早く形にし、チームでのコラボレーションを円滑にするプロトタイピングツールです。UIデザイン会社・グッドパッチが提供しています。

どれだけはやく仮説検証サイクルを回すかが重要なスタートアップではプロトタイピングは必須です。本格的に実装する前にプロトタイピングを行うことで仮説検証できるのであれば、これほど素晴らしいことはありません。

Sketchのプラグインもあるので、Sketchでワイヤーフレームを作った後、そのままProttに流し込めば効率的にプロトタイピングが可能です。

サイト:https://prottapp.com/ja/

グロース

Repro

Repro.png

「Repro」はファネルやリテンション分析等の従来からあるアナリティクス機能に加え、実際のユーザのアプリ内での行動をリアルタイムに動画で分析し、データを提供します。アプリ提供者は、「Repro」を利用することで従来のアナリティクスツールでは分からなかった実際のユーザ行動に基づき、アプリの課題発見や改善方法の検討が行えるようになります。

Google Analyticsでも情報分析できますが、Reproが良いのはアナリティクスと改善アクションを連動させることができること。特定のイベントを通過したユーザにのみプッシュ通知を送れたりします。また、ファネル分析とユーザ動画をリンクできるので、なぜユーザが離脱したのか調べることができます。

サイト:https://repro.io/

Optimizely

optimizely.png

世界で最も多く採用されているテストソリューションを活用する
Optimizely テストを使用すると、実験と学習を行って、デスクトップとモバイルデバイス用の最適化されたデジタルエクスペリエンスを作成できます。

ABテストを繰り返してサービスをグロースさせていくのはスタートアップではすでに常識ですが、ABテストの仕組みを自分たちで作るのは意外と手間がかかります。特に計測・集計・分析の部分を作りこみ始めるとキリがありません。そんな時は専門のサービスを利用すると良いと思います。Optimizelyは無料プランでも充分な機能が提供されていてオススメです。

サイト:https://www.optimizely.com/jp/

f-tra EFO

オススメから除外しました

ほとんどのサービスは会員登録や購入、申し込みなどコンバージョンが発生する箇所があると思います。そんなエントリーフォームを最適化(Entry Form Optimization = EFO)するためのサービスです。

大きくは入力支援機能と分析機能に分かれています。入力支援機能では郵便番号から住所を自動入力する機能やふりがな自動入力機能などが提供されます。また、分析機能ではフォームの各項目での入力エラー率や離脱率などが分析できます。

グロースでは最初にCVRを上げるのが鉄則です。エントリーフォームをカリカリにチューニングしてから流入数増に着手しましょう。

Ptengine

image

ユーザーのサイト内での行動をサーモグラフィーで見える化!
ヒートマップ機能もついた次世代アクセス解析ツール

ユーザがページのどこをみているか?どこに関心をもっているか?を知るためにヒートマップを活用することができます。デバイス毎にヒートマップを表示できますので、デバイスによる行動の違いも明確になります。

前述で紹介したABテストサービスのOptimizelyとも連携できるので、Aパターン、Bパターンとテストパターン毎にユーザの関心の違いを知ることができます。

サイト:https://www.ptengine.jp

Ginzametrics

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マーケティングインテリジェンスをあなたに
GinzaMetricsは御社ファインダビリティ向上のためのマーケティング戦略立案、自然検索のマネジメント、コンテンツ制作を支援します

クラウド型SEOモニタリングサービスです。歴史のあるプロダクトなだけあって一般的に思いつきそうな切り口のレポーティングがカバーされています。APIが提供されているので特殊なモニタリングをしたい場合でも自社で組むことが可能です。CMSと連携するとかなり便利だと思います。

サイト:http://www.ginzametrics.jp/

開発・運用

GitHub

GitHub · Where software is built.png

言わずとしれたソースコード管理できるサービスです。無料でも使えますが、その場合はリポジトリが原則公開されてしまいます。Organizationプランを契約することでクローズドなチーム開発用のリポジトリを使うことができます($25/月)。

本当のシード期でエンジニアが1人とかいうタイミングでは不要かと思いますが、そこから成長してチーム開発に移行していくタイミングでは必ず必要になってくると思います。GitHubフローを開発プロセスに導入することで品質向上も望めます。

料金プラン:https://github.com/pricing

GitのホスティングサービスではBitbucketなどいくつかありますが、GitHubを使った方がエンジニアのテンションが上がる気がします。

サイト:https://github.com/

New Relic

Application Performance Management   Monitoring   New Relic.png

サービスが軌道に乗ってきたもののユーザ増によるシステムダウンでサービス成長の機会を失ったというのはよく聞く話です。そんなきたるべき日に備え、システムモニタリングはしっかりしておきましょう。

New Relicではシステムの性能管理、死活監視などの充実した機能が簡単なエージェントの導入で利用できます。特にアプリケーションの性能監視の仕組みは素晴らしく、アプリケーションのボトルネック箇所をブラウザの管理画面からポチポチするだけで調べることができます。

AWSユーザはお得な隠れキャンペーンプランがありますので、ぜひ、こちらをご覧ください。

サイト:http://newrelic.com/

Zendesk

Zendesk Japan   カスタマーサポートソフトウェア   ヘルプデスクシステム.png

Zendeskは、組織の規模や業種を問わず、社内外の顧客サポート、日々のヘルプデスク対応をシンプルに効率よく、一元管理できるビジネスツールです。

ユーザが増えてくると効率的なカスタマーサポートの仕組みが必要となってきます。チケット管理、ヘルプサイト、チャットサポートなど様々なカスタマーサポートの仕組みが用意されています。

最初は月$5のプランからで充分でしょう。必要に応じてプランをアップデートすれば良いと思います。

料金プラン:https://www.zendesk.co.jp/pricing/

サイト:https://www.zendesk.co.jp/

コーポレート

Wantedly

Wantedly(ウォンテッドリー)「はたらく」を面白くする.png

Wantedlyは、運命のチームやシゴトに出会えたり、シゴトのつながり管理が楽になるビジネスSNSです.

会社も成長してくるとどれだけ優秀な人を獲得できるかが最重要になってきます。しかし、海のものとも山のものともつかぬスタートアップに就職しようって人はほとんどいないため、知人を勧誘、知人の紹介などが一番太い獲得導線ですが、そこを刈り取り尽くした次のステップに契約すべきサービスです。

月3万5千円は高いと思われるかもしれませんが、紹介会社経由での紹介料の相場である年収の35%を考えると1年に1人採れただけでも充分ペイできます。

サイト:https://www.wantedly.com/

Wix

ホームページ作成   無料ホームページの作り方   WIX.png

Wixで無料ホームページを作成しよう!簡単ウェブサイトビルダーで自由にカスタマイズ。プログラミングは一切不要。自分だけの素敵なホームページをデザインできます。

自社プロダクトを育てるのに必死なスタートアップでは、つい自社のコーポレートサイトをおろそかにしがちですが、中途採用で転職を考えている人や取引を考えている人は必ずコーポレートサイトをみるので社会的な信頼を得るためにもコーポレートサイトの設置は必須です。

Wixでは豊富なテンプレートが用意されているので、まずはそのテンプレートを使って必要最低限なサイトを公開しておくことをオススメします。

情報の更新をしっかりしていくことも信頼獲得には必要です。そんなときにWixのようなホームページサービスを利用すると更新も簡単です。

サイト:http://ja.wix.com/

おまけ

こっちも読んでね。

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