この記事について
HerokuでMailgun Add-onsを使ってみたので、使用感をまとめる。
Add-onsの設定
前提知識としてAdd-onsの導入方法について
ログイン → dashboardページ → Add-onsを使いたいAppを選択 →
Overviewタブ(デフォルトで選択されているはず)の左上の枠がAdd-onsでそこの"Configure Add-ons" →
真ん中辺の"Find more Add-ons" → 使いたいAdd-onsを選択 →
loginしていれば右上に"Install Add-on名"ボタンがあるのでそれを押す
//最初インストール方法が分からず、Mailgunのサイトに行って、
//Mailgunのアカウントを作ってしまった...
//Add-onsなので個別にアカウント作る必要はなし
Mailgun Add-onsについて
Appの通知機能として、メールで通知してみようと思い、Mailgunを使うことにした。
後で知ったけど、メール通知Add-onsとしてはSendGridの方が有名みたい
(結局いまはSendGridを使っている)。
Mailgun Add-onsではまずSandboxドメイン(テスト送信用ドメイン)が付与される。
自分の持っているドメインを設定することも出来るけど、Sandboxドメインでもメール送信できる。
この2つの違いは、
Sandboxドメインで送信する場合は、前もって認証したメールアドレスにしかメールが送れない。
つまり、まず送りたい先を決めて、そのアドレスに認証メールを送って、
MailgunのSandboxドメインからのメール受信を認証してもらう必要がある。
この制限はメールアドレスを間違えて他の人にメールを送っちゃった!
みたいなことを防止できるので良いなと思った
(Sandboxドメインからのspam防止がメインの目的だろうけど)。
個人が持っているドメインを設定すれば、上記の制限はなくなる。
Mailgun Add-onsを使ってみて
私の作ったAppでは、1時間を15分ずつに区切り、その15分の中でランダムな時間に1回、
Appが動作し問題なければその結果を個人アカウントに通知する設定にした。
最初は良かったものの、だんだんメールの配送が遅延していって、
1日経つ頃には、約9時間遅れで届くようになって通知としては全く使えなかった...
配送に失敗することはなかったけれど、無料版とはいえ、
1時間にたかだか4回メール送る程度の送信量で遅延するとは思わなかった。
Add-onsとしては送信のためのヘルプページも分かりやすかったりして良かったので少し残念。
遅延した理由としては、下記のようなことが考えられる。
- 無料版だから(無料版ユーザーは多いので当然メールキューが貯まる可能性が高い)
- 似たようなメールを送っていたので、Mailgun側でspam判定して遅延させていた
お金を払えば遅延は解消するだろうけど、無料版の上は19$/月なので、遊びで使うにはちょっと高いかな...