目標
・ふわっとした理解のDDDについてエヴァンス本を通して体系的に学習する
・各章の要約をアウトプットすることで知識を定着させる
前回の記事
第2部の内容は以下でまとめています。
#4【勉強メモ】エヴァンス本からざっくり理解するDDD
#5【勉強メモ】エヴァンス本からざっくり理解するDDD
#6【勉強メモ】エヴァンス本からざっくり理解するDDD
#7【勉強メモ】エヴァンス本からざっくり理解するDDD
【第3部】より深い洞察へ向かうリファクタリング
第3部ではドメインについての深い理解をとらえたモデルを発見するという
明確な目標が達成されるまでのプロセルを記述する。
役にたつモデルの共通認識
- 洗礼されたモデルを作ることは可能であり、実現する価値がある
- そうしたモデル開発には、ドメインエキスパートと協力しリファクタリングを行うプロセスが欠かせない
- 効果的なモデルは実装するには、高度な設計スキルが必要
リファクタリングのレベル
・マイクロリファクタリング
個別の小規模な設計変更を連続的に加え、設計をより柔軟にしていくこと。
深いモデル
・深いモデル
ドメインエキスパートの主要な関心事と、それに最も深く関連した知識に関する
明快な表現を提供する一方、ドメインの表面的な側面は捨て去る。
深いモデル/しなやかな設計
モデル駆動設計は深いモデルにより表現力豊かな設計ができると同時に
設計が柔軟でふるまいが明確であるという方針の上に成り立っている。
【第8章】ブレイクスルー
・ブレイクスルー
継続的なリファクタリングをすることでエントロピー(不確実性)が急激に明確になり
深い洞察や説明力が増大する現象。
ブレイクスルーの話
好機
ブレイクスルーが訪れた場合は設計の大幅な変更を必要とする場合はあるので
リスクも大きいが、たいてのリファクタリングよりチャンスも多い。
基本への集中
ブレイクスルーの条件を整えるには、知識の噛み砕き、ユビキタス言語育成、ドメインの研究、
しなやかな設計、モデルの蒸留等の基本方策を推し進めることで徐々に姿を表すものである。
ブレイクスルーを起こそうとするのではなく、機会を見逃さないように注意する。
まとめ
ブレイクスルーの概念と注意点を知ることができた。
本章は金融システムを例にブレイクスルーに至る過程を説明しているが、
詳細は省き、エッセンスだけ抽出し要約することを心がけた。
次は「第9章 暗黙的な概念を明示的にする」を学んでいく。
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