はじめに
初投稿です。
最近新しいPCを購入したので、ゼロからPythonの開発環境を構築する必要が出てきました。
いざとりかかろうと思うと手順等全然覚えていなかったので、備忘録的な意味も含めて記事に残そうと思います。
加えて環境構築の上で改善点やオススメ等がありましたらコメントしていただけると嬉しいです。
概要
この記事では「昨日新しいPC買って何も触ってない!」という前提から
- Pythonのインストール
- venvによる仮想環境の構築
- VSCodeのインストール/環境構築
- Blackの導入
という流れで書いていきます。
※自分のPCがWindowsなのでWindows前提で話を進めていきます。
Pythonのインストール
以下からPythonをインストールします。
Downloads > Windowsから3.9.10をインストールしていきます。
インストーラーを実行したら以下の画面が出てくるので"Add Python 3.9 to PATH"にチェックを入れて、
今回は保存先パスを変更しないので"Install Now"をクリックします。
(パスを変更したい場合は"Customize installation"をクリック)
しばらく待てばインストールが完了します。
venvによる仮想環境の構築
今回はデスクトップ上の"test"という名前のフォルダ内に仮想環境を作ります。
コマンドプロンプトを開いて以下のコマンドを実行します。
$ cd C:\Users\[UserName]\Desktop\test
$ python -m venv .venv
"test"フォルダ下に".venv"という名前のフォルダが作成されていれば成功です。
VSCodeのインストール/環境構築
以下からVSCodeをインストールします。
日本語化
VSCodeを起動し画面左の"Extensions"をクリック→検索欄に"Japanese"と入力
一番上に出てくる"Japanese Language …"をInstall
リスタートすると日本語になります。
拡張機能のインストール
画面左の"拡張機能"をクリックして以下の拡張機能をインストールします。
- Python
- GitHub Theme
- Material Icon Theme
- Code Runner
- Path Intellisense
- autoDocstring
- indent-rainbow
- Bracket Pair Colorizer 2
- zenkaku
※とりあえず自分が過去に入れて良かったものを列挙しています。
コード整形系の拡張機能は後にBlackを導入するので入れていません。
他にオススメの拡張機能がありましたら是非コメントで教えていただけると幸いです。
仮想環境の紐づけ
VSCode上で先ほどvenvで作成した仮想環境を紐付けします。
画面左の"エクスプローラー"から"フォルダーを開く"をクリックして、testフォルダを選択します。
表示されたエクスプローラー部分の"新しいファイル"をクリックしてtest.pyファイルを作成します。
作成すると右下の"3.9.10 64-bit"をクリックし、"Enter interpreter path…"をクリックします。
"Find…"をクリックして.venv/Scripts/python.exeを選択します。
右下が"3.9.10 ('.venv': venv')"になると仮想環境に切り替わっています。
Blackの導入
コードの自動整形にflake8とBlackの組み合わせを使います。
以下の記事(+参考文献)に導入方法など詳しく説明されています。
画面上の"ターミナル"タブから"新しいターミナル"を開きます。
仮想環境に入った状態であることを確認して、以下のコマンドを実行します。
$ pip install black
$ pip install flake8
次に設定を変更していきます。
画面左下の歯車マーク(管理)から"設定"をクリックし、検索バーに以下を入力して設定を変更していきます。
- python.linting.flake8enabled -> チェック
- python.formatting.provider -> black
- editor.formatOnSave -> チェック
適当なコードを書いて試してみます。
保存すると…
Black様すげえ…
最後に
分かりにくい、読みづらい部分もあったと思いますが初投稿なので大目に見ていただけると幸いです。
「自分はこんな設定にしてるよ!」とか、「こんな拡張機能入れてるよ!」等のコメント頂けると参考にさせていただきますのでよろしくお願いします。