はじめに
この記事では、コミュニティユーザーがChatterメンションを使用する際に、Salesforce内部ユーザー及び同じ取引先に所属しているコミュニティユーザーのみメンション候補として表示する方法を記載します。
Experience Cloudでポータルサイトを作成し、各取引先の担当者用のコミュニティユーザーとChatterを使用して連絡を取ることは多々あるかと思います。
その際に、ユーザーの共有設定を変更していない限り、別取引先のコミュニティユーザーがChatterメンションの候補として表示されてしまいます。
実際にメンションをしたところで、Chatterを送信したレコードに権限がなければメッセージを閲覧することは不可能です。
しかし、メンション候補に出てきてしまうことにより取引先名などが表示されてしまうリスクがあるため、セキュリティ上問題があります。
設定前
斎藤 一郎さんは別の取引先のコミュニティユーザーとして登録されていますが、メンション候補に表示されます。
設定後
斎藤 一郎さんがメンション候補に表示されなくなります。
設定概要
設定は以下3つのステップとなります。
- [設定] > [共有設定] にて [ユーザー] オブジェクトの [デフォルトの外部アクセス権] を「非公開」とする
- [設定] > [共有設定] の [ポータルユーザー表示] を ON にする
- [設定] > [共有設定] にて [ユーザー共有ルール] にてコミュニティユーザーが内部ユーザーを参照できるルールを作成
設定方法
1. [設定] > [共有設定] にて [ユーザー] オブジェクトの [デフォルトの外部アクセス権] を「非公開」とする
この設定により、コミュニティユーザーはSalesforce環境に存在する全てのユーザーへのアクセス権がなくなります。
2. [設定] > [共有設定] の [ポータルユーザー表示] を ON にする
この設定により、同じ取引先のコミュニティユーザーへのアクセス権が付与されます。
3. [設定] > [共有設定] にて [ユーザー共有ルール] にてコミュニティユーザーが内部ユーザーを参照できるルールを作成
この設定により、コミュニティユーザーはSalesforce内部ユーザーへのアクセス権が付与されます。
- ルールタイプ : グループメンバーシップに基づく
- 次のメンバーであるユーザー : 公開グループ「すべての内部ユーザー」
- 共有先 : 公開グループ「すべてのカスタマーポータルユーザー」