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【写真多数】Macbook Pro 2015の容量不足をSSD交換で根本から解決する

Last updated at Posted at 2019-05-27

スクリーンショット 2019-05-20 13.20.30.png

この記事は何か

「Macbookの容量が足りない問題」を、Macを分解してSSDを交換することで、根本的に解消するための記事

2020/10/10追記

本記事で使用したcrucial製のM2 SSDは読み書き速度がとても早い分、発熱が大きいSSDになっています。
そのため、冷却が存分にできないノートPCにおいては、発熱によってPCが異常な動作をする可能性があります。
解決策として発熱が少ないSSDを使用することをおすすめします。

Western Digital社のSSDは、crucial社SSDほど高速ではありませんが、十分な速度があり、かつ比較的発熱が少ないため、そちらを使用するのが良いと思います。
crucial製M2 SSDをWestern Digital製のものに置き換えて読んで頂けると幸いです。

対象読者

・MacBook AirやMacBook Proを使っていて、容量が不足している人
・「Macbook 容量不足」でググって実践しても、容量をちょっと減らすくらいしかできない!という人
・「もう俺のMacは容量不足で限界だ… 買い換えるしかないか… 」という人

僕のMac bookの現状

・Macbook Pro Retina 2015 Early
・Mac OS Mojave
・メモリ 8GB
・容量 128GB

冒頭の画像の通り、残り容量が少なすぎてUnityも入れられない…

手順

① 自分のMacbookがSSD交換可能か確認する

このサイトでご自身のMacbookがSSD交換可能かを確認して下さい。

② 必要なものを購入する

必要なものは以下の5点です。

(1) バックアップ用外付けSSD または HDD

現在の自分のMacが何GBの容量を食っているかを確認して、その容量以上のHDDを用意します。

最初にバックアップ用のHDDはフォーマット(初期化)するので、空にしても良いHDDを用意する様にして下さい。

この辺りの商品がオススメです。

僕は、以下写真の1TBのSSDを持っていたのでそれをformat(初期化)して使用しました。

blog12.jpg

(2) OS起動用USB または SD

16GB以上のUSBメモリやSDカードなどMacbbookに接続できるものなら何でもOKです。

blog5.jpg

(3) 交換用SSD

CrucialのSSD M.2 が圧倒的コスパなので、オススメです。
僕が購入した時点では、1TBで12,800円という破格でした。

※[2019/2/5 修正] この記事の備考欄にも書いていますが、Crucial社のSSDは書き込み速度が速すぎるため、Western Digital社のSSDの方が良いです。

blog1.jpg

(4) SSDをMacにはめ込むための変換プラグ

自分のMacbookの機種ID(A1502 など) をこちらのサイトで調べ、それに対応した「M.2 SSDからの変換プラグ」を購入します。

僕はMacbook Pro Retina 2015 Earlyだったので、こちらの変換プラグを購入しました。

blog2.jpg

(5) Macを分解するためのドライバー

僕は、すでに持っていた以下のドライバーを使用しましたが、持っていない方は、こちらのドライバーがオススメです。

スクリーンショット 2019-05-27 11.50.58.png

③ Time machineで外付けHDDにバックアップ

外付けHDDに現在の自分のMacbook内の全てのデータをバックアップします。

このサイトを参考にして、Macにデフォルトで入ってるTime Machineというソフトを使ってバックアップを取るといいと思います。
このサイトはHDDにバックアップを取っていますが、僕は外付けSSDにバックアップしました。

スクリーンショット 2019-05-27 11.51.16.png

普段からTime Machineを使用してバックアップを取っていない方は、バックアップを取るのに時間がかかるので気長に待ちましょう。

④ OS起動用のUSBまたはSDを用意

このAppStoreのページからMac OSアップデート用のアップデート用のソフトをダウンロードします。

スクリーンショット 2019-05-23 17.14.20.png

OSアップデート用ソフトをダウンロードすると、自動的にアップデートが実行されることもありますが、アップデートソフトが実行されたら終了してしまって問題ありません。

スクリーンショット 2019-05-23 17.16.44.png

その後、USBをMacに接続した状態でターミナルを開き、以下のコマンドを打ち込みます。

$ sudo /Applications/Install\ macOS\ Mojave.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/MyVolume

/Volumes/MyVolume の部分は自分のUSBメモリのパスに変更して下さい。

コマンドを打ち込むと、MacOSインストール用のソフトがUSBメモリにセットアップされます。
時間がかかることがあるので、気長に待ちましょう。

⑤ MacbookのSSDを入れ替える

このサイトの自分の機種に該当する手順でmacbookを分解して、SSDを付け替えます。

ドライバーでMacbookの底板を外していきます。
blog6.jpg

底板外すとこんな感じ。
blog7.jpg

バッテリーのコネクタを外します。
blog8.jpg

ドライバーを使用してSSDを取り外したら、新しいM2 SSDを変換プラグと合わせて、Macbookに入れ込みます。(しっかり入れ込んで、ネジで取り付けましょう)
blog10.jpg

4. OS起動用のUSBを刺して、電源をつける

スクリーンショット 2019-05-27 11.52.57.png

上記の画像の様に 初期状態のOSが起動するので、言われた通りに設定を進めて行ってください。

5. 外付けSSDからバックアップを復元

4 を行うと、Macを購入した時の様な初期セットアップをしていくことになります。

その中で、バックアップに関する設定に到達したら、その時に事前にバックアップを取っておいた外付けSSDをUSBなどでMacに接続すると、外付けSSDにあるバックアップからMacを復元するという選択肢が増えるので、それをクリックします。

(この復元には時間がかかるので気長に待ちましょう)

完了!

復元が終わって無事に起動すると、元どおりのMacbookになっています!

ストレージを確認してみると…

スクリーンショット 2019-05-27 11.56.37.png

無事、Macbookの容量が1TBになっています!

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