はじめに
UltrastarData60のFWのアップデート方法について、メモがてら記載。
条件等
・PC条件
・ macbook High Sierra
・ Chrome + RestletClient インストール済
・ JBODはOOBEポートにすでにLANが繋がれDHCPでアクセスが成立していることが条件
・セキュリティ的な注意点
・JBODの管理者パスワードはしっかり変えとくこと
・JBODのOOBEは繋ぎっぱなしにしないこと。(悪用されたら、終わり。)
手順
JBOD状況の確認
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JBOD状況をRestletClientのGETで確認する。
https://JBODのIPアドレス/redfish/v1/UpdateService/Actions/UpdateService.SimpleUpdate/Status
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ChromeのRestletClientを開いてGET で
https://JBODのIPアドレス/redfish/v1/UpdateService/FirmwareInventory/モジュール名
で現バージョンが古く、ダウンロードしたものが新しい事を確認する。
tftp準備
1. macのコンソールで sudo launchctl load -w /System/Library/LaunchDaemons/tftp.plist
を打ってtftpサーバを起動
2. コンソール sudo lsof -i:69
でプロセスが起動したか確認
最新FWダウンロード
- https://support.hgst.com/download から最新FWにアクセス
- hgst_mm_bundle_XXX-XXX_X.X.X.tar を落とす。注)Tが付いてるのはテスト版。
- ChromeのRestletClientを開いてGET で
https://JBODのIPアドレス/redfish/v1/UpdateService/FirmwareInventory/モジュール名
で現バージョンが古く、ダウンロードしたものが新しい事を確認する。 - macの
/private/tftpboot/
にダウンロードしたFWデータを格納する。(cpコマンドとかmvコマンドとか)
FWのアップデート
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RestletClientのGETを
https://JBODのIPアドレス/redfish/v1/UpdateService/Actions/UpdateService.SimpleUpdate
、下のUpdateFW.jsonを記載。202番が返ってくるのを確認する -
RestletClientのGETで
https://JBODのIPアドレス/redfish/v1/UpdateService/Actions/UpdateService.SimpleUpdate/Status
をして次のものになるまで待つ。
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9の状態になったらActivatonをしなければFWは適用されないので、POSTで次のものを送信する。
https://JBODのIPアドレス/redfish/v1/UpdateService/Actions/UpdateService.FWActivate
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JBODの状況が次の状況か確認する
https://JBODのIPアドレス/redfish/v1/UpdateService/Actions/UpdateService.SimpleUpdate/Status
5. 最後に念のために 上がったか確認する。 https://JBODのIPアドレス/redfish/v1/UpdateService/FirmwareInventory/モジュール名
{"TransferProtocol":"TFTP",
"ImageURI": "tftp://自分のPCのIPアドレス/hgst_mm_bundle_XXX-XXX_X.X.X.tar.gz"}
TFTPの終了
- コンソールでtftpサーバをクローズ
sudo launchctl unload -w /System/Library/LaunchDaemons/tftp.plist
- クローズの確認のためコンソールで
sudo lsof -i:69
をする。
感想
さすがにしっかりAPI上はリファレンスが書かれてます。
ただ、ドキュメントリファレンスに乗っていないことが多いのでむしろ、ちょくで確認するのが一番かもしれません。