はじめに
HGST製のJBOD(第3世代)を購入したので、セットアップ!
Ultrastar Data60というものです→ちょっと下に解説
というか、計画上ではシングルゾーンとして可動させる予定だったのですが、3ゾーンに分けるかもしれないという地獄。
マニュアルもすべて英語でしかも、どんどん書き足されていくという。。。(この3ヶ月で3個も項目増えたし、別冊のマニュアルも増えるというw)
なかなかに茨の道を歩んでる感じです。。。
Ultrastar Data60って良いの?
まだ試しにつかっているだけなのですが、
とりあえず問題として
・サーバルームが比較的温度が高くなりがち(おい
・HDDの稼働率が高い(ストリームデータが多い)
という他にはない突出した問題があって、
エアフローと特にHDDへの振動に対して特に心配事が山積み。
検証もしたけど、アクセス速度にしても、特に普通のJBODと変わらないが、
・温度が上がりづらい(ただうるさい)のと、
・特にHDDもHGST製だから価格的にも良い
・他のJBOD会社にはない、HDDのためを思った工夫の数々
があったから、まぁよいのでは?ということで決定。
候補的にNetAppやDell、Supermicro、Quantumも検討しましたが、価格ともろもろ、HDDのこだわりで決めました。
JBODの設定の方法
実は設定方法は二種類あることがわかってきた。
・ sg系のコマンド方式
・ Redfishを使ったAPI更新
sg系のコマンドは、SG3 Utils からインストールするという方法
もう一つはCurlコマンド(Macでbrewインストールしてるなら、 brew install curl で入る)で、POSTかGETで、JSONを介して設定を確認したり見たりという方法。どちらかというと新しい方法のようであれですが、自分がWEBにもタッチしているので、こっちのほうが結構ありだなぁと。
とりあえず設定するためのインスコとかをやってみた
結果として、sgコマンドはできませんでした。。。
CentOS系OSを入れた、SASカードありのPCを用意する必要があること、ですね。(普通あるだろ!というところは現代っ子ゆえry)
ということで、POSTでやることに。
Chromeの拡張であるRestlet Clientを利用することに。
ゾーン設定
ゾーンとはJBODの中のHDDとその接続口(SAS)を分けていくために使うものとのこと。
このJBODは4種類の設定があって
・全部使いモード
・6分割モード
・3分割モード
・2分割モード
がある。このモードは、おそらく指し口が6ポート✕2の関係だからだと思われる。
で、とりあえず3分割にしようと思う。
1. https://IPアドレス/redfish/v1/Systems/Self/Storage/ をGETで取得する
2. 1で取得したデータのMembers@odata.idでさらにGETをかける
3. Actions内にある、targetの記載("https://IPアドレス/redfish/v1/Systems/Self/Storage//Actions/Storage.Zoning")の記載方法に従ってPOSTURLを作る
4. {"ZoningConfig":"0-3のいずれか"}をjson情報として4のURLでPOST
5. リターンが "200"で返ってくることを確認する
今後について
分割がHDDごとに振れるようなので、そこを探してセットアップしようと思う。