更新履歴
- 2024/07/28
本記事の情報は2023年12月06日時点の情報です。
料金体系などが変更されていますので、正確な情報は公式HPを確認してください。
はじめに
こんにちは!こちらのアドベントカレンダーのイベント運営をしている、
UnityメンターのGeekです!
12月6日と10日を担当します!
Unityでオンライン対戦を実装したい!
さて、Unityでゲーム開発をしていると誰しもが
「オンライン対戦実装したい!」という気持ちになると思います。
なるという前提で進めていきます。
とりあえず「Unity オンライン対戦」と検索するとこんな感じ。
一番ヒットするのは 「Photon」 を使った実装だと思います。
実際、個人開発ほとんどの場合はPhotonを使えばいいと思います。
一番参照できるネット記事も多いです。
え、じゃあこの記事なに???というお話だと思いますが、
Photonじゃ足りないところがあるんです。
大人数で対戦したい、でも課金はしたくない!
なんてワガママな見出しなんでしょう。素直にお金を払えばいいのに。
でも実際、一つのゲームのために学生が月額でサーバー代を払うのは厳しいし、
チームで作る場合誰が負担するのか、など複雑な問題になってきます。
できれば無料で済ませたい。
そこで今回紹介するのが、SoftGear社が提供するサーバーライブラリの、
「Strix」 です!
Strixとは
Strixは、SoftGear社が提供するサーバーライブラリサービスです。
HPによると、スクエニやバンナムでも採用されているらしい。
Strixには
- Strix Cloud
- STRIX ENGINE
- Strix Matchmaker
- Strix Messenger
- Strix SDK
等のサービスがあります。
Unityでオンライン対戦を実装するには、この中の
Strix CloudとStrix SDKを使用します。
Strix Cloudとは
実際に自分のサーバーを立てるサービスはStrix Cloudになります。
利用には会員登録(無料)が必要です。
幅広いプラットフォームに対応
Strix Cloudは、Mac/Windows//Linux/iOS/Android/PS/Switch/Xbox/WebGLに対応しています!
これだけ対応していればほとんどのケースをクリアできそう!
料金体系
無料プランのTYPE 0でも100人まで同時接続可能!
個人開発ならこれで十分でしょう。
パフォーマンス低とありますが、よっぽど重い同期をしなければこちらも問題ないと思います。
今回はStrixについてご紹介しました。
ここまで聞くとメリットたっぷりで使わない理由はない!と思われるかもしれません。
しかし!
このStrix、比較的新しいサービスのためか、具体的な実装方法をまとめている記事が
ほとんどありません...!
公式のリファレンスとYouTubeの動画が公開されているので、
そこから自分で必要な箇所を見極める必要があります。
エンジニアとしては楽しいですが、急いで実装したい人にはお世辞にも便利とは言い難いです。
なので、StrixCloudを用いたオンライン対戦の方法をまとめた記事を追って公開します!
12月中には公開したいと思いますので、ぜひご覧ください!