Azure Data Factoryのソース管理をAzure DevOpsではなく、GitHubで行う際の設定内容と挙動について備忘がてらメモ。
Githubとの連携の場合、ユーザーごとにアプリケーション(ADF)の許可の設定が必要なのか不安だったが、結論としては付与だったことが内容の中心
前提
・Githubに対するコミット、更新権限を所有しているユーザーで設定
・Azure Data Factroyへの共同作成者権限を所有しているユーザーで設定
設定方法の概要
①GitHub側Azure Data Factoryに連携するリポジトリを作成し、初期化
③ADF側にて対象のGithubとのリポジトリ連携の設定を実施
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/data-factory/source-control#azure-repos-settings
実施の際に、アプリケーション(ADF)に対してGithubの組織へのアクセス許可が必要
権限に応じて、自信でgrantするか権限がない場合はapply依頼をする
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/data-factory/source-control#already-connected-to-public-github-or-github-enterprise-cloud-using-a-personal-account
懸念していた挙動について
上記設定後に設定したユーザー以外のユーザーがADFを更新する際には、Githubのユーザーごとアプリケーションへの許可が必要となる。
これをいちいち手動で許可設定を行わらないといけないのか、いけないのであれば面倒だと感じていたが
不要だった。厳密にはADFに初回ログイン時(Githubの権限を持っているユーザーという前提)にGithubのログインを求められ、その際に個別に権原がふられる動きのよう