DP-203を受験し幸いにも受かることができました。スコアは900点中800点でした。受験としては約一年前に1度落ち、2度目の受験となります。お勧めの勉強方法と試験内容について記載します。
前提
- DP-203は2度目の受験
- SynapseやAzure Data Lake Storageは業務でさわっている
- 失効済だが、AZ104とAZ-700を過去に取得したことがある
- Azure歴は4年ほど、データ分野に関しては1年半ほどかかわっている
今回行った勉強方法
- whizlabsのPracticeテストを3年分実施
https://www.whizlabs.com/microsoft-azure-certification-dp-203/ - 以下のDP-203のプラクティス評価を実施
https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/practice-assessments-for-microsoft-certifications#availability
※因みに1度目の受験の際にDP-203用のMS Learnは一通り目を通しました
https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/exams/dp-203/
試験内容
配分として公式で上がっているのは以下です。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/exams/dp-203/
リソースごとの出題傾向ですがあくまで体感ですが、ADF:25%、Synapse:20%、Storage:15%、databricks:15%、stream analytics:15%、その他10%のイメージでした。
普段よくADFやSynapse、Azure Storage、bricksを扱っている方であればstream analyticsの勉強を重点して行うのがいいかと思いました、特にstream analyticsのウィンドウ関数の問題は2問でたので絶対抑えるべきです。
またケースごとにどの製品を選ぶべきかなどの問題もよく出てきました。
アーキテクチャセンターのドキュメントのここら辺を読んでおくことで点数がとれるようになります。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/architecture/data-guide/technology-choices/analytical-data-stores
whizlabsとプラクティスの問題が全体の10~15%ほどでました。
感想
何とか2度目でうかれてよかったです。
前回は過去問を一度も解かずに挑んでしまったのですが、今回過去問の大切さに気が付きました。Azureの試験は日本語が独特であったり、手順の並べ替え問題などは答えが考えようによっては何個かある問題もあるので、今後対策されるかたは、MS Learnによる勉強も大切ですが、それより過去問を解く時間を優先するべきかと思います。
また最近Azureの試験はDocsが見られるようになったので、どのような内容がどのドキュメントに書かれていたのかを検索する能力も一つ重要になりました。
Azureのアーキテクチャセンターのドキュメントをすぐに検索できるようになっておくのがいいと思います(私は試験中探せませんでした)。
お勧めの勉強方法
最後にお勧めの勉強方法をまとめます。
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普段業務でsynaspeやADFを触っている方;初めから過去問を解いてしまうことをお勧めします。過去問を解いていくなかで不明点がでた部分のDocsを重点的に読んで、同じ過去問を2回繰り返し知識の定着をはかります
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普段業務であまりsynapseやADF触っていない方:MS Learnを丁寧に学習しLabなども実施の上でwhizlabsとプラクティス評価テストを実施することをお勧めします。
Tips
whizlabsは英語のものしか現在は残念ながらないのですが、edgeの翻訳機能で日本語にすることが可能です。
またwhizlabsは回答に解説がついており、解説には根拠となるAzureのドキュメントのリンクを載せてくれているので試験対策にも向いています。
解説にのっているドキュメントのリンク自体は英語用のものなの(en-us)ですが、それを分割ウィンドウで開き2画面目も日本語に翻訳することで毎回毎回翻訳する手間が省けます。
https://www.whizlabs.com/learn/course/microsoft-azure-certification-dp-203
※画像のはwhizlabsの無料問題(20問)のうちの1つです