Copilot Stuidoを利用することでチャットボットのフロント画面を作らなくて済んだり、
TEAMSに素早く連携したりなどお手軽にチャットボットを作成できるようだが
RAGとして利用するにあたり調べてたのでメモ
- 以下の4つがデータソースとして利用できる
- 公開 Web サイト
- ファイル アップロード
- SharePoint および OneDrive
- Dataverse
-
公開 Web サイト
- 追加できるFQDNのパスに制限があるので細かく指定したい要件がある場合は注意
- また認証が必要な際とも利用不可
-
引用:https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoft-copilot-studio/knowledge-add-public-website#url-type-and-structure
-
ファイルアップロード
- 画像データ、ビデオ、実行ファイルは利用不可
- 512MBを超える大きさのファイルは不可
- 500ファイルまでの制限あり
- https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoft-copilot-studio/knowledge-add-file-upload
-
SharePoint
- メモリの制限により3MB未満のSharePointファイルのみ使用可能
- https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoft-copilot-studio/knowledge-add-sharepoint
-
Dataverse
- Dataverseテーブルを利用可能
所感
数多くのファイル、1つのファイルのサイズが大きいデータをソースとして利用するのには少なくとも今のところは利用は難しく、個人利用で小回りの利くチャットボットのような使い方が現在はいいのかも。
===追記
graphコネクタを利用した多くのデータソースからの取得もできるようになっているので、
データソースの幅は確実に広がってる。
将来的には現在PaaSのSynapseに代わりSaaSのFabricが幅広く採用されているように、PaaSのAI Studioを組み合わせたものではなくCopilot Studioにとって代わる日が近そう
https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoft-copilot-studio/knowledge-graph-connections