#あらすじ
AWSから
[Retirement Notification] Amazon EC2 Instance scheduled for retirement.
ってSubjectのメールがきました。
本文にはこんな内容が。
We have important news about your account (AWS Account ID: なんとかかんとか). EC2 has detected degradation of the underlying hardware hosting your Amazon EC2 instance (instance-ID: なんとかかんとか) in the ap-northeast-1 region
人間がいつかは年老いて"リタイア"するように、インスタンスさんも"リタイア"するのですね…。
なんて感心してる場合ではなく、「で、何すればいいの?」ってことで、私が行った対処をまとめます。
対処方法
まずは、AWSコンソールにログインして、対象インスタンスを確認。
リタイア: このインスタンスは 2016年12月11日 15:39:34 UTC+9 後にリタイアが予定されています。
なんてメッセージが表示されています。
AWSの「インスタンスのリタイア」ページをみますと、
インスタンスをホストしている基盤のハードウェアで回復不可能な障害が検出されると、AWS によってインスタンスのリタイヤが予定されます。
ということらしいです。
何も対処しないと、リタイア日時以降にインスタンスが停止します。
それじゃ困る!って場合は、インスタンスの再起動または、作り直しが必要です。
再起動だけで済むのか、作り直しをせにゃあならんのか、は、インスタンスの「ルートデバイスタイプ」によって決まります。
ルートデバイス: ebs
「ebs」の場合は、インスタンスの停止、そしてその後起動、でOKです。
ルートデバイス: instance-store
「instance-store」の場合は、インスタンスからイメージを作って、そいつを使って別のインスタンスを立ち上げて、元のインスタンスは削除する、と言った流れになります。(ちょっとめんどくさいですねぇ~)
おわりに
メールが届いたことを忘れてしまって、うっかりリタイア日時を過ぎてしまった…!ってことにならないように、ささっと対処しましょう~。