はじめに
今回は、Python/Djangoでwebアプリを作成する際に、
事前に作成するプロジェクト/アプリケーションフォルダ内の
各ファイル・フォルダ構成について、それぞれの役割を簡潔に確認します。
フォルダ構成
以下が作成したプロジェクトフォルダの構成です。
各フォルダ・ファイルについて
django仮想環境フォルダ(一番上の階層)
db.sqlite3
データベースに使われるデフォルトのsqliteでここに記録される
mamage.py
開発用サーバの起動やデータベースの更新
プロジェクトフォルダ
上記の例の場合「test_project」
__pycache__
Pythonで使われるコンパイルされたpycファイル群が保管される
__init__.py__
パッケージを読み込んだ際の初期化用ファイル
urls.py
読み込んだurlごとに適した処理を行う
wsgi.py
Djangoをwebサーバー上で動作させる際の仕様を満たすためのファイル
settings.py
Djangoプロジェクト全体の設定を定義するファイル
※INSTALLD_APPSに関して、Djangoアプリケーションを読み込ませる箇所。今後作成するアプリケーションもここに記載していきます。不用意に消さないように注意します。
補足
DjangoでWebアプリ作成を行う際について、
1.Djangoプロジェクトを作成する
$ django-admin startproject test_project(フォルダ名)
2.必要な数だけ、Djangoアプリケーションを作成する
$ python3.8 manage.py startapp test_app(フォルダ名)」
3.プロジェクト側で読み込んでいく
アプリケーションフォルダ
アプリケーションを追加生成した後のフォルダ構成です。
migrations
データベースの設定に関するファイルが保管される
admin.py
管理画面の設定を定義する
apps.py
Djangoアプリケーションの設定に定義する
models.py
データベースの編集に関連するmodelを定義する
tests.py
テストに関連する処理を定義する
views.py
実際に呼び出される処理を定義する
まとめ
今回は、djangoプロジェクトのファイル構成について、
簡潔に役割を確認しました。
そのほかのファイルやwebアプリ作成過程で、
新規に作成/編集していくファイルについても
随時、役割を確認していきたいと思います。
ありがとうございました。