はじめに
今回は、Terraformを開始する手順をシンプルに確認していきます。
手順のメモのため、ベストプラクティスや仔細は、公式ドキュメント等をご確認よろしくお願いいたします。
手順
実際に実行する流れを記載します。
- tfenvをインストール
- プロジェクトフォルダを作成
- 使用バージョンを決めてインストール
- 使用バージョンを指定
- 初期化
- Terraformファイルの作成
- コードの記述
- リソース作成前に確認
- リソースをデプロイする
- リソースを削除する
AWSであれば、AWSアカウント及び認証情報の設定は必要です。
こちらの手順を参考にしてください。
tfenvをインストール
$ brew install tfenv
プロジェクトフォルダを作成
$ touch Terraformtest
$ cd Terraformtest
$ code .
codeコマンドは、エディタにVScodeを使っている場合に使用できる便利な機能。
使用バージョンを決めてインストール
$ tfenv list-remote
$ tfenv install 0.13.6
M1macはエラーが出るので以下を入力
$ TFENV_ARCH=amd64 tfenv install 0.13.6
使用バージョンを指定
$ tfenv use 0.13.6
$ terraform --version
Terraformファイルの作成、必要なコードの記述
touch hogehoge.tf
上記ファイルに、試しに以下を記載
# providerを指定
provider "aws" {
region = "eu-west-1"
}
# 作成するVPCを定義
resource "aws_vpc" "this" {
cidr_block = "10.0.0.0/16"
tags = {
"Name" = "sample_vpc"
}
}
初期化
$ terraform init
初期化が走り、指定したproviderに応じた必要なファイルが生成される。
リソース作成前に確認
$ terraform plan
リソースを実際に作成(terraform apply)する前に、実行した場合の作成内容を確認できる。
リソースをデプロイする
$ terraform apply
実際に定義したリソースが作成されます。
AWSのマネジメントコンソールを開き、リソースが作成されていることを確認します。
リソースを削除する
$ terraform destroy
作成したリソースが綺麗に削除されます。
おわりに
モジュール、Code Structureといった考え方にも取り組んでいきたいです!