クロージャ

クロージャが分からなかったのでメモ

package main

import "fmt"

func adder() func(int) int {
	sum := 0
	fmt.Println("sum: ", sum) // 最初に表示される
	return func(x int) int {
		fmt.Println("sumを加算します：", sum) // 3番目に呼び出される
		sum += x
		fmt.Println("sumが加算されました：", sum) // 4番目に呼び出される
		return sum
	}
}

func main() {
	pos := adder()
	fmt.Println("posが設定されました。") // 2番目に表示される
	for i := 0; i < 3; i++ {
		fmt.Println(
			"posを呼び出します", // 5番目に呼び出される
			pos(i),
		)
	}
}

実行結果

sum:  0
posが設定されました。
sumを加算します： 0
sumが加算されました： 0
posを呼び出します 0
sumを加算します： 0
sumが加算されました： 1
posを呼び出します 1
sumを加算します： 1
sumが加算されました： 3
posを呼び出します 3

以下、実行順序（予想）
１．関数を変数にセットする
２．adder()のreturn文以外が実行される？
３．main()に戻る
４．関数がセットされた変数を実行すると、return文が実行される？

実務で利用する場面が想像できない。

クロージャのサンプルにあるフィボナッチ関数

package main

import "fmt"

// fibonacci is a function that returns
// a function that returns an int.
func fibonacci() func() int {
	num1 := 0
	num2 := 1
	return func() int{
		answer := num1
		num1, num2 = num2, num1+num2
		return answer
	}
}

func main() {
	f := fibonacci()
	for i := 0; i < 10; i++ {
		fmt.Println(f())
	}
}