きっかけ
ある日、M1のmacに乗り換えたことにより、今まで使っていた電卓アプリが使えなくなった。
mac標準の電卓は私にとってはちょっと使いにくい。
答えはPythonにあり
ターミナルなりiTermなりでPythonが開ければ、対話形式で計算ができて、電卓としては申し分ありません。
だがこれではターミナルを開く
→Python
という二段階が必要。
でもやっぱりSpotlightなりAlfredなりで一発で開けられるアプリが欲しいなぁ。
簡易的なアプリを作る
というわけでAutomatorを使って簡易的なアプリを作ります。
- Autmatorを開き、新規書類を選択。
- 書類の種類は「アプリケーション」を選択。
- Automatorで
AppleScriptを実行
を選択し、以下の感じでスクリプトを入れる。
on run {input, parameters}
tell application "Terminal"
do script "exec ~/venv/bin/python" --ここはそれぞれの環境でのpythonのパスを入れて
activate
end tell
return input
end run
~/venv/bin/python
のところはそれぞれの環境でのpythonのパスを入れてください。
exec
はPython対話環境を^D
で終了した時に、ターミナル自体も閉じるのに必要です。ただし、ターミナルの設定でシェルの終了時
のところをシェルが正常に終了した場合は閉じる
とかに設定しておかないとウィンドウは閉じてくれないと思います。
これで完成。
あとはAlfredなりSpotlightなりであなたが決めた名前.app
を開けば、Pythonという名の最強の電卓を使うことができます。