概要
fastlaneコマンドを叩いたときにAppleIDの2段階認証につまづいて試行錯誤したメモ。
何が起こったのか
ちょっと放置していたiOSアプリのProvisioningProfile更新の時期がやってきた。
とりあえずAppleDeveloperにログインして状況を確認。
なにやら2段階認証が必要になったとのことで、設定をする。
さて、証明書はfastlaneで作り直せばいいから楽勝〜とか思っていたら、2019年3月頃?にAppleIDのログイン時に2段階認証が必要になっていて、 fastlane match
を叩いたらこんなエラーが。。。
[!] Apple provided the following error info:
Two-factor authentication must be turned on for your Apple ID. After you turn it on, signing in to your developer account will require both your password and access to your trusted devices or trusted phone number.To learn more, see https://developer.apple.com/support/account/authentication/.
いろいろ調べて見た結果、衝撃の書き込みを発見。。。
「2段階認証を無効にしたApple IDを別途作成して、必要な権限を与えて使ってください」とのことでした。説明見てるとできそうだけど、時間かけてもあまり意味もないと思うので今回は諦めました。以上です
え、これ無効にできないの??
新しいID取得とかいろいろ影響ありすぎてやりたくないんだけど!!!!!
やったこと
- エラーログに表示されたURLにアクセスし概要を把握
- fastlane を最新にアップデート
- 下記を参考に
Appパスワード生成
- 環境変数
FASTLANE_APPLE_APPLICATION_SPECIFIC_PASSWORD
に3で生成したAppパスワードを設定 -
fastlane spaceauth -u user@email.com
※メールアドレスはAppleIDで使用しているもの - 5で生成しためっちゃ長い文字列を環境変数
FASTLANE_SESSION
に設定 - 無事にコマンドが叩けるようになった!
参考記事
https://docs.fastlane.tools/best-practices/continuous-integration/#application-specific-passwords