#はじめに
Android StudioでApp開発をしていると、VCS(Version Control System)が使えることに気づく。
そこで今回は、BitBucketにGitでAndroid Studioを紐付けていく。
様々な方が既にトライしてくださっていて、それに習って自分もやってみた。自分へもメモを兼ねてここに書いておく。
基本的には、各システムで示された通りに必要な情報を入力していく簡単なお仕事。\(^o^)/
#なぜ、Bitbucketか?
Bitbucketは、Webベースで分散バージョン管理システムのリポジトリとその関連機能をホスティングしているサービス。他にもGitHubなんかが有名だ。
GitHubとBitbucketの一番の違いは、プライベートリポジトリを無料で持てるかどうか、だと思う。
- GitHub->有料
- Bitbuckt->無料 (確か、開発メンバ:5人目まで)
これらの有名サービス比較については、こちらのサイトで詳しくなされているので気になる人は見るといいかも。
bitbucket|GitHubのようなgitホスティングサービス5つを比較してみた。
わたしの場合は、個人開発だしそんなに大規模メンバになることはない。また、Android Studioで分散バージョン管理しながらやっていきたい、今後のために。
(そろそろ、過去の自分の闇コードの意味を、その都度、読み直すことに辟易していた…)
と思っていたので、今回は無料で見た目もきれい(使いやすいかは別)な、Bitbucketを選んだ。
#環境
- OS: MacOS X El Capitan ver 10.11.6
- Android Studio: ver 2.2.2
- git: brewを通してインストール済み
#Bitbucketの設定
##1. アカウント作成
Bitbucketアカウント作成画面
流れにそって行けば、簡単にアカウントを作れる。
##2. ターミナルからSSHキーをコピー
cat ~/.ssh/id_rsa.pub | pbcopy
##3. BitbucketにSSH Keyを登録
図の赤い部分を選択。
選択すると、色々な設定項目が現れる。ここで、SSH Keyを選択。
##4. Bitbucketでリモートリポジトリを作成
Android Studioに連結するリモートリポジトリを作成。Web上のリポジトリを選択肢、create repositoryを選ぶと下記画面がでるので、自分の好みで設定する。
- リポジトリ名
- privateにするか否か
- repository type
- etc...
設定が終わるとこんな画面がでるので、I'm starting from scratch.(ゼロから始める?的な)を選択。
リポジトリのURLをメモしておく。
#Android Studioの設定
##1. VCSを使えるよう許可
設定タブで、VCSタブをクリックすると、上から二番目くらいに、「Enable Version Control Integration」という選択肢が見えると思う。
それをクリック!こんな感じの画面が出たら、Gitを選んでOK。
##2. Commitしてみる
Local Changesというコンソールが下に表示される。
この状態で、設定のVCSからGitを選択肢Commit Filesを選択。
このような画面が出たら、赤で囲んでいる部分のチェックを外してCommit。
チェックをしたままだとエラーが出た。
##2. Pushしてみる
次に、BitbucketのリモートリポジトリにPushしてみる。
commitと同じように、VCSのGitからPushを選ぶ。
すると、Push時の設定画面が現れるので、Bitbucketのリポジトリ作成時にメモした、URLを記入。
WebからBitbucketのページに戻り、Repositoryをチェックすると、Pushした内容が挙がっていることが確認できる。
以上、こんな感じで開発環境は設定できた。
気になる人は、ckeck outまで確認しておくといいかもしれない。
Android StudioのVCSを通してGitを使うのが辛い場合は、SourceTreeというGUIサービスを通じて、リモートリポジトリを管理することも可能。
というわけで、私にもできました:)