Linuxとは何か
Linuxとは
●LinuxはOSの一種でコンピューターを動かすための基本ソフト。オープンソースで誰でも自由に使える、世界中で使われていて信頼性が高いなど多くの長所があるが、商用アプリケーションがあまり存在しない(microsoft officeが動作しない)といった欠点もある。
Linuxを学ぶ意義
①幅広い場所で使われている。(サーバー用・組み込み用)
②長年使える。技術が枯れているので、一度習得すれば何年経っても使える。
OSとは
●OSとはハードウェアとソフトウェア(アプリケーション)の仲介役。OSのおかげで、ハードウェアを意識することなくソフトウェア開発ができる。
カーネルとディストリビューションとは
①カーネル・・OS(Linux)の中核となるソフトウェア。(狭義のLinux)
②ディストリビューション・・カーネルに色々なソフトウェアを組み合わせて使いやすくしたもの。(Redhat系、Debian系が主流)
有名なディストリビューション
1,CentOS 2,Ubuntu 3,Fedora
シェルとは
●ユーザーとLinuxカーネルの仲介役(インターフェース)の役割を果たしている。通訳みたいなもの
*ターミナルとシェルは別物。ターミナルは画面を担当するソフトウェア。シェルはコマンドを解釈するソフトウェア。ターミナルの中でシェルが動いている。
代表的なシェル
1,sh 2,bash 3,zsh
##標準入出力とは
Linuxで実行されるプログラムにはデフォルトで3つの出入り口がある。それが標準入力、標準出力。標準エラー出力
標準入力
デフォルトはキーボード
標準出力
デフォルトは端末画面
標準エラー出力
デフォルトは端末画面
/dev/nullの機能
dev/nullはUNIXやLinuxシステムにおいて、不要なデータを捨てるための仮想的なファイルシステムで、全てのデータを無視するために使用される。このデバイスファイルにデータを書き込んでも、何も保存されず、読み取ることもできない。ログファイルを生成する場合など、不要な出力を削除するために便利に使用される。