こんにちは。
今回は最近すごい気になっているサービス、**「AWS Config」**を触ってみます!
AWS Configとは、AWSの設定情報を見たり、変更履歴を残すことができるサービスです。また、設定の変更したときにSNSを使って通知もできます。ログはS3に格納されます。
この機能を使い以下のような想定でConfigのテストをしてみます。
設定を変更してほしくないサービスを監視し、誰かが変更をかけた時にメールで通知!
#1.今回やること
・AWS Configを使ってAWS上の設定を監視。今回はSGを監視。
・SGに設定変更があったら、SNSを使いメールで通知。
#2.設定
それでは、早速作業に移っていきます。
・「Resouce types to record」で設定する項目を選びます。今回は、[Security Group]を選びます。
「Amazon S3 Bucket」は、Configのログを保存するバケットを選びます。バケットを作ってない場合はここで作れますので、[Create a new bucket]を選べばOKです。
SNSを使う場合は、[Amazon SNS Topic]を設定します。メールを通知するように事前に作っていたSNSを選んでいます。
全部設定し終わったら[continue]をクリックします。
・次にロールの設定です。参照権限が付与したロールを自動で作成してくれるので、特に変更せずに[continue]をクリックします。
・初回設定時はConfigに対応しているすべてのサービスを見に行っているみたいです。少し待ったら設定完了です!
#3.確認
それでは、Configがどのように設定情報を表示するのか見てみましょう。
・「Resouces」で[EC2 SecurityGroup]を選び、[Look up]をクリックします。
・ずらずらーっと監視しているSG一覧が表示されます。テスト用のSGを作ったので確認してみます。
・変更履歴やこのSGと関連しているインスタンスやVPCの情報が表示されています。変更があった場合はこの画面が更新されていきます。
#テスト
テスト用のSGを更新してみて、履歴が残っているか、メールが送信されるかを確認します!
・SGの変更履歴を再度確認してみると、ちゃんと更新履歴が残っていますね。変更した時間が右に追加されています。
・「Changes」に 何がどのように変わった か詳細に履歴が残っていますね。
・最後にSNSでメールが飛んでいるかどうかですが、こちらも問題なく送信されていました。
#4.テスト後の処理
テストが終わったら課金をさけるためにレコードを切っておきましょう。
設定が多いサービスを監視していた場合、思ったより料金がかさみそうなので注意が必要です。
#5.その他
・AWS Configものすごく便利なサービスですね。本番の構築した後はこの設定をしておけば、トラブルが起きた時に切り分けの材料になると思います。どんどん使いたいサービスです。いままで知らなかったのが悔しい・・・。
以上となります。
ご指摘事項などありましたら、ご連絡よろしくお願いします。
#99.参考
http://dev.classmethod.jp/event/cmdevio2016-report-e1-aws-config/
http://aws.typepad.com/aws_japan/2014/11/track-aws-with-config.html
https://blog.tagbangers.co.jp/ja/2014/11/26/aws-config-trial
http://www.slideshare.net/AmazonWebServicesJapan/aws-black-belt
参考にさせていただきました。
ありがとうございました。