概要
VDI環境のAWS workspacesを業務で利用してみました。
ローカル端末と比較して、なかなか利点を感じましたので、その内容を共有します。
VDIとは
VDIとは
wikipedia wrote:
仮想デスクトップインフラストラクチャー (VDI:virtual desktop infrastructure もしくは virtual desktop interface) とは、仮想環境のためのハードウェアとソフトウェアを含むデスクトップ仮想化のためのサーバーシステムを指す
です。AWS workspacesに特化した書き方をすると、クラウド上であがってるOSにリモートデスクトップしてる環境になります。
ここが良き
- 複数端末から同じ環境を利用できる(業務上、4か所から使用しておりておても便利)
- 作業中の状態のまま切断、再開できる
- キッティング済みの状態でテンプレートを作成し配布できる
- ID,PWを伝えれば環境を他者と共有できる(物理的に離れている開発メンバーの環境のメンテナンスがしやすい)
- 開発環境構築に邪魔なプロキシがいない
- 端末に情報を残さない
- マルチディスプレイに対応
- ディスク、CPU、メモリの変更が可能
- 料金が月額固定と変動(基本+時間単価)と柔軟
ここはわろし
- AWSに障害が起きると何もできなくなる
- FW内からの利用時には、TCPとUDPのポートをあける必要あり(参考)
- ずっと(何日も)つなげてると入力が遅延しまくる
- 接続ソフトのアップデートがうまくいかない
他
- 社内のサーバーとの接続も可らしい
- 専用ソフトから接続する
- ブラウザアプリからの接続も可能
- クライアント証明書認証も可
妄想そう
- 開発メンバーが数か月で増減するような現場では非常に有効そう
- ローカル側をゼロクライアントにすればコストも圧縮できそう
- 個人の環境をクラウド化したらPCの買い替えから解放されるのだろうか