ほぼ箇条書き
やりたかったこと
- Windowsがまともに動かなくなったスティックPCにUbuntu入れてリサイクル
- 手順忘れてたが一応すでに19.10ではUbuntu化成功している
- だがマウスのスティックPC(MS-NH1)では20.04うまくブートしない何で?
ゲイのサディストだから - なのでいろいろ試したことを書く
- ちなみにほかのメーカーのやつ(DiginosStick)では以下の手順で一発で行けた
【32bit UEFIタブレットPCへのUbuntu20.04LTSインストール方法】
https://blog.goediy.com/?p=559
せっかちな人のために成功した方法(結論)
端的に言うと
(A)【USB HDDにMBR/EFI両ブート可能なUbuntuイメージを作る方法】
https://bellbind.tumblr.com/post/45757405213/usb-hdd%E3%81%ABmbrefi%E4%B8%A1%E3%83%96%E3%83%BC%E3%83%88%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%81%AAubuntu%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%92%E4%BD%9C%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95
と
(B)【32bit UEFIタブレットPCへのUbuntu20.04LTSインストール方法】
https://blog.goediy.com/?p=559
の手順の融合で作った。
やることとしてはBIOSでブートできるドライブをUEFIから呼び出すやつの32bit版を作る
細かい手順
必要なもの
・USBメモリなど外部の物理記憶媒体にアクセスできる仮想マシン
・USBメモリ2本ほど(別にUSBHDDなどでもよい)
・内訳としてはシステムの書き出し用(32GBほど必要)とUbunbtuライブイメージ用(なんならUSB接続のDVDドライブでもいい)が必要
- 別PCで仮想マシン(使ったのはVMware Player)で仮想マシンを作る
- 仮想HDDは最終的にインストールするディスク(今回は32GB)より小さく作っておく(今回は20GBで作成)
- CPUはディアルコア、メモリは仮想マシン上ではなるべく大きめに(作業を快適にしたかった)
- VMwareの場合は仮想マシン作るときには「後でOSをインストールする」を選択、ディスクイメージをあとで設定から指定する
- BIOSで起動しインストールを開始する(基本的にはデフォルトはこっち)
- インストール時にディスクを手動で設定する
- 先頭に「FAT32」である程度領域を確保(自分は1GBとったが、おそらく300~500MBほどで十分)
- 残りの領域を「ext4」「マウントポイント"/"」にしてここにUbuntuをインストールする
- あとはまず普通にインストールし、必要に応じて再起動後に初期設定をする
- インストール後にすること
- 2で作ったパーテーションにUEFIブート環境の作成。基本的には(A)のページと同じ手順を「UEFIブート環境の作成」まで行うが、「x86_64-efi」となっているところは「i386-efi」に置き換える
- (おそらく不要)一応自分が行ったときはx86_64側の手順も「UEFIブート環境の作成」まで一通り行った
- 一通り終えたらUSBメモリなどの物理記憶媒体を差し込み、仮想マシンに認識できる状態を設定する
- 実機(スティックPC)へデータを移す(準備編)
- 起動するOSでgpartedを使用するため、使えるディスクを使用すること
- 作った仮想マシンを再びブートディスクで起動する(F2でBIOSに入るなどして行う)
- その際にUSBメモリ(などの物理記憶媒体)を認識させておく
- 起動したら、まずgpartedで「Ubuntuをインストールした仮想HDD(仮にsdaとする)」を確認する
- sdaの先頭に作ったFAT32パーテーションにフラグとして「boot,esp」を付け、ext4パーテーションとともにアンマウントした状態にする
- 物理ドライブをマウントし読み書きできる状態にする
- コンソール上で物理ディスクに対してddコマンドでsda全体(Fat32,ext4の両方含めたドライブ全体の)のディスクイメージを書き出す
- ddコマンドが終了したら仮想マシンを終了する
- 実機(スティックPC)へデータを移す(書き込み編)
- 実マシンに「ddで書き出したディスクイメージの入ったもの」と「DDコマンドのライブ起動できる(UbuntuのライブUSBなど)」USBメモリを接続する
- USBのライブイメージで起動する
- 起動したディスクからddコマンドを使い、書き出したイメージをスティックPCの内臓ドライブに書き出す
- 書き出しが終わったら必要に応じてOS側の空き容量をGpartedなどで拡張する
#おわり