TypeScript 基本の型（string・number）

はじめに

TypeScriptの学習を始めてみたので環境構築から簡単なコード実行まで試してみた。

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前提条件

• Node.jsがインストール済みであること
  ※Node.js公式サイトから最新版をインストールする。

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TypeScriptコンパイラをインストール

TypeScriptをグローバルにインストールする。

npm install -g typescript
インストール後、バージョン確認：
tsc -v
Version 3.9.5
（2025年時点では最新バージョンは 5.x 系かもしれないので必要に応じてアップデートする）

string型とnumber型を試してみる

index1.ts というファイル名で、以下のコードを作成する。

let message: string = "hello";
console.log(message);

let color: string = 'green';
console.log(color);

let name1: string = `taro`;
console.log(name1);

// この代入はコンパイルエラーになる。
// name1 = 2;

let name2: string = `my name is ${name1}`;
console.log(name2);

let num: number = 30;
console.log(num);

文字列は "ダブルクォート", 'シングルクォート', `バッククォート` いずれも使用可能。
テンプレートリテラル（バッククォート + ${}）で文字列中に変数を埋め込める。
: string や : number のように型を明示することで、誤った値の代入を防げる。

実行手順

1. トランスパイル（TypeScript → JavaScript）
   tsc index1.ts
   同じディレクトリに index1.js が生成される。

2. 実行（Node.js）
   node index1.js
   hello
   green
   taro
   my name is taro
   30

学んだことのメモ

• TypeScriptはJavaScriptに型の仕組みを追加した言語である。
• tsc コマンドはトランスパイラとして、TypeScriptをJavaScriptに変換してくれる。
• コンパイル時に型エラーをチェックできるので、バグを早期に発見しやすい。
• チーム開発や中〜大規模開発では、型による安全性が役立つ。
• Microsoft製の言語であり、Visual Studio Codeとの相性がよさそう。