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長野の温泉に行った話~冬山登山は思いつき~

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思いつきで冬山登山をしてはいけません
登山を行う場合は必ず登山届を提出しましょう

この記事は、苦行またはメロンパン Advent Calendar 2024の19日目の記事です。
※自作CMSが完成しないのでとりあえず投稿。あとでURL変えたい。
ということでkonoe_akitoshiです。
タイトル通り温泉にいって来た話です。

ところで

皆さんは気分転換というと何を思い浮かべますか?
ゲームやご飯?プログラミングという人もいるかもしれません。
僕は旅行に行くことが多いです。
なんか疲れたなーと思ったらふらっと旅行に出かけます。
今回もそんな経緯で始まりました。

ことの経緯

もともと中間考査休みの3日でどこか行こうかなーと思っていました。
自分はよく北海道に行くことが多いのですが、今回は温泉の気分だなーと思っていました。
金曜日はバイトをしているのですが、バイト中にらっじくんに「温泉行きたいなーと思ってさー北海道でも行こうかなー」と話したところ。。。
「え、長野じゃないの🥺」と言われてしまい。。。
可愛さに耐えられなくなって長野に行くことにしました。
とはいえ、長野は近場ですから普通の温泉にいっても満足感がありませんよね?

苦行後の温泉こそ至高

ふとTwitterを見ていると前々から気になっていた八ヶ岳の本沢温泉のツイートが流れてきました。
そうだ!ここに行こう!

ということ日本一高い場所にある温泉に行くことが決まりました。

計画をたてる。

本沢温泉の標高は2,150mです。さすがにふらっと行くことはできません。
登山届を出すために登山計画を立てます。
今はヤマップを使って登山届を提出することができます。
便利です。
色々と情報を漁った結果こちらの工程を参考にすることにしました。

ほぼほぼコピーしました。少しペース的に不安だったので120%のスピードに設定しました。

装備を揃える

さすがに残雪期ですから、アイゼンが必要です。
持ってなかったので買いに行きました。
いつも通り、三鷹駅のむさしの山荘さんです。
ベンツのチェーンに付属している人間用チェーンとお手製ゲイターを購入しました。

持ち物

  • 25Lザック
  • 充電器とバッテリー
  • ココヘリ
  • 無線機
  • バーナー&コッヘル
  • 軽アイゼン
  • ゲイター
  • ダウン
  • 手袋
  • 最低限の着替え
  • ファストエイドキット

出発

どれくらいのペースで登れるかわからなかったので始発の新幹線で行くことにしました。

大宮発

6:53発のはくたかで佐久平に向かいます。

佐久平

ここで小梅線に乗り換えです。
なんとICカードが使えない!!
最近松山駅がICに対応していたので油断していました。
なんとか切符を買って乗車。(焦った)
空いてるだろうと思って乗ったのですが、高校生がたくさん乗っていて埼京線並みに混んでいました。(最悪)
次の駅でほとんど降りていってガラガラになりました。
実は最初は海尻に行こうと思っていたのですが、小海でもいいなーとなって小海にしました。

小海

さすがにここまで乗ってくる人は少ないらしくガラガラでした。
新海誠さんの故郷らしく。ポスターが貼ってありました。

交通手段がなかった。

田舎は交通手段がありません。分かってはいたのですが、予想外でした。
駅に着いてタクシーに電話をしました。
「うちタクシー2台しかなくてー予約でいっぱいでー1時間後になりますー」
なんと!タクシーが2台しかなかった。
駅にではありません。地域に2台です。
しかも他にタクシー会社はない!
バスがなければタクシーでいいやと思っていた私が甘かった。。。
で、途方に暮れたのですが、お腹はすきます。
とりあえず近くにあった個人商店に向かいました。(コンビニではない)
そこでなんと駐車場にタクシーがとまっていたのです。
もしやと思いながら、買い出しをしていたら運転手さんらしき人が出て、駅の方に車を走らせて行きました。
慌てて自分も駅に向かうとなんとタクシー乗り場にいるじゃないですか!!
事情を説明すると、「今暇だからいいよー」とのことで載せてもらえました。ラッキー✌️

本沢温泉入口

無事タクちゃんをゲットでき登山口まで向かいます。
タクシーは少し雪の積もった登山道をグイグイ上り標高1,000メートルほどのところにある登山口につきました。
後で聞いた話ですが、割とギリギリで暖かかったので登れたそう。バスはそもそも走ってないそうです。(時刻表的には運行してる)

ここからは登山届が必要になります。
タクシーを降りた瞬間からツルッと滑りそうになりました。
早速軽アイゼンを身につけ登って行きます。
遭難防止でヤマップの記録も開始します。

登山開始です!

20分ほど歩いているとすぐに暑くなってきてTシャツだけで歩く羽目になりました。

人と合う

一人旅の醍醐味はこれでしょう。
30分ほど歩いていたところ後ろから軽トラに抜かされました。(結構滑りながら)
少し歩いていくと駐車場らしきところで止まっており、そこで二人組に会いました。
イギリスの方と日本人のペアだったのですが、せっかくなのでということで一緒に登っていくことにしました。
ここでゲイターをつけました。

ということで色々ありながら登っていきだんだん見えてきました。
さあ、キャンプ場までつきました。

水汲み場には毒マークのついた飲めない方と飲める方があったのですが、飲める方も配管が凍っていた。(気にせず飲んだけど)

到着。

山小屋到着

そのままさっさと山小屋に入ります。
ここでまた誤算。
HPをちゃんと見ていたつもりだったのですが、宿泊費が13000円と冬料金でした。
この時点でタクシー台も嵩んでしまった影響から財布はほぼ空っぽになってしまいました。
幸い食事は着いているので良いのか??
荷物を置き次第温泉へ向かいます。

温泉

温泉は10分ほど歩いたところにあります。
そこそこ遠く、しかも道が悪かったので少し大変でした。

ただ着いた後は思わず「おっ」という声が漏れてしまうほど「温泉」なのです。
こんな雪道を歩いてきた中にひらけた温泉があるというのは「桃源郷」という絵面はこういうものかもしれないなと思いました。

さっさと入りましょう。
混浴のため、夏場は水着を持って行った方が良いっぽいですが、この時期なのであまり気にすることはなかったです。

「熱い」めちゃくちゃ熱いし酸性が強いし、外に出たら寒すぎるし感覚がおかしくなりそうでした。
ただ一つ言えるのはまた来たいと思わせる何かがありました。
本当に不思議ですが、普通の温泉の極楽さとは違った良さを感じました。
達成感かもしれませんね。
脱衣スペースのようなものがなかったのでちょっと服が汚れてしまった。(気にしない)

日の入り

待ってる人が来てしまったのですが、少しだけ待ってもらって日の入りまで入っていました。さすがに申し訳ないのでちょうど良いところで上がりましたが、雪山に光が反射して幻想的でした。

上がったらさっさと着替えて譲ります。

🍶

山小屋で飲むものはおおよそお酒です。
ありがたいことにイギリスの方にビールを奢ってもらいました。なんと内湯入った後に飲みなと500円玉をいただきました。ありがたいです。
ワイワイ飲んでここでお二人とはお別れです。
ほんとに楽しかったです。

昼寝

部屋に戻ってきたら急に眠くなってしまってしまい爆睡してしまいました。

夜ご飯

そうこうしていたらそろそろ夜ご飯の時間になってしまっていました。
寝ぼけた状態で部屋を出たら登山客の方をスタッフさんと間違えてしまいました。(このかたと下山することになる)
この登山客の方と少し話していたのですが、着いたばかりらしく、お風呂よかったですよーというとちょっと行ってきますわと行かれました。
で、もう少し布団へ💤
ここら辺でご飯ですよーとスタッフさんが言いに来られました。
眠いなと思いながら食堂へ向かいます。
おでんでした。
美味しそう。
私を含め4人が宿泊していました。

その2へ続く

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