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Arduino NANO 33 BLEをArduinoIDEで使えるようにする方法

Last updated at Posted at 2019-08-17

#Arduino NANO 33 BLEとは?
最近、ArduinoからBLEをするにはかなり良さげなボードが発売されました。詳細は以下のURLをみてください
Switch Science紹介記事
Arduino本家サイト

このボードにはArduinoNANOのサイズにublox社製NINA B306と呼ばれるモジュールが搭載されており、そのモジュールにはNordic社製nRF52832(Arm Cortex-M4F)というblutoothチップが搭載されています。また9軸センサーも搭載されています。

また、私は購入しませんでしたが色々なセンサーが搭載されたArduino Nano 33 BLE Senseという姉妹品も存在しています。

#ArdinoIDEでのセットアップ
大まかな流れとしてはボードのインストールとBluetoothライブラリ、9軸センサーライブラリのインストールです。

まずツール→ボード→ボードマネージャと移動し、検索欄にBLEと入力すると
ArduinoCore-nRF528x-mbedos
というボードが出てくるのでこれをインストールします。
スクリーンショット 2019-08-17 15.22.56.png

次にBluetoothの機能を使うためにArduinoBLEライブラリを導入します。
スケッチ→ライブラリをインクルード→ライブラリマネージャ
と移動し、検索欄にArduinoBLEを入れましょう。

スクリーンショット 2019-08-17 15.25.28.png
インストールのボタンでインストールします。

最後に9軸センサーのライブラリを導入します。
スケッチ→ライブラリをインクルード→ライブラリマネージャ
と移動し、検索欄にArduino_LSM9DS1を入れましょう。
スクリーンショット 2019-08-17 15.52.13.png
インストールのボタンでインストールします。

#Bluetooth機能のチェック
ツール→ボードの一覧からArduino 33 BLEを選択してボードを変更しましょう。
スクリーンショット 2019-08-17 15.29.40.png

次にサンプルスケッチを開きます。
スクリーンショット 2019-08-17 15.30.03.png
今回はButtonLEDを選びました。

それを書き込んでシリアルモニターを開くと
スクリーンショット 2019-08-17 15.34.15.png
このように表示されているとOKです。

次は手持ちの端末で実際に確認してみましょう。
スマートフォンにnRF Connectをインストールして確認します。

このようにButtonLEDというデバイスが表示されるので接続しましょう。
Screenshot_2019-08-17-15-35-41-917_no_nordicsemi_android_mcp.png

接続するとサービス一覧が表示されます。
LED Characteristicとして定義されている19b10011で始まるCharacteristicに値を書き込みます。
Screenshot_2019-08-17-15-36-51-216_no_nordicsemi_android_mcp.png

0x00と入力するとオレンジのLEDが消えます。
Screenshot_2019-08-17-15-36-57-095_no_nordicsemi_android_mcp.png

これでBlutoothの動作確認は終了です。

9軸センサーのチェック

サンプルスケッチからSimpleGyroscopeを選んで書き込みましょう
スクリーンショット 2019-08-17 15.52.28.png

シリアルモニターに値がズラーっと出てくるとOKです。

いっぱいこのボードを使って遊んでいきましょう:relaxed:

#リンク集
ArduinoBLEのリファレンス
ArduinoCore-nRF528x-mbedos GitHub
ArduinoBLE GitHub
Arduino_LSM9DS1 GitHub

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