#Arduino NANO 33 BLEとは?
最近、ArduinoからBLEをするにはかなり良さげなボードが発売されました。詳細は以下のURLをみてください
Switch Science紹介記事
Arduino本家サイト
このボードにはArduinoNANOのサイズにublox社製NINA B306と呼ばれるモジュールが搭載されており、そのモジュールにはNordic社製nRF52832(Arm Cortex-M4F)というblutoothチップが搭載されています。また9軸センサーも搭載されています。
また、私は購入しませんでしたが色々なセンサーが搭載されたArduino Nano 33 BLE Senseという姉妹品も存在しています。
#ArdinoIDEでのセットアップ
大まかな流れとしてはボードのインストールとBluetoothライブラリ、9軸センサーライブラリのインストールです。
まずツール→ボード→ボードマネージャと移動し、検索欄にBLEと入力すると
ArduinoCore-nRF528x-mbedos
というボードが出てくるのでこれをインストールします。
次にBluetoothの機能を使うためにArduinoBLEライブラリを導入します。
スケッチ→ライブラリをインクルード→ライブラリマネージャ
と移動し、検索欄にArduinoBLE
を入れましょう。
最後に9軸センサーのライブラリを導入します。
スケッチ→ライブラリをインクルード→ライブラリマネージャ
と移動し、検索欄にArduino_LSM9DS1
を入れましょう。
インストールのボタンでインストールします。
#Bluetooth機能のチェック
ツール→ボードの一覧からArduino 33 BLEを選択してボードを変更しましょう。
次にサンプルスケッチを開きます。
今回はButtonLEDを選びました。
それを書き込んでシリアルモニターを開くと
このように表示されているとOKです。
次は手持ちの端末で実際に確認してみましょう。
スマートフォンにnRF Connectをインストールして確認します。
このようにButtonLEDというデバイスが表示されるので接続しましょう。
接続するとサービス一覧が表示されます。
LED Characteristicとして定義されている19b10011で始まるCharacteristicに値を書き込みます。
これでBlutoothの動作確認は終了です。
9軸センサーのチェック
サンプルスケッチからSimpleGyroscopeを選んで書き込みましょう
シリアルモニターに値がズラーっと出てくるとOKです。
いっぱいこのボードを使って遊んでいきましょう
#リンク集
ArduinoBLEのリファレンス
ArduinoCore-nRF528x-mbedos GitHub
ArduinoBLE GitHub
Arduino_LSM9DS1 GitHub