はじめに
Hyper-V上に配置したWindowsマシンのディスクを増設する方法を解説します。
本手順ではWIndows Server 2022を使用しますが、Windows機であれば基本的に共通の手順で実施いただけると思います。部分的に異なる場合もありますのであらかじめご認識ください。
今回は、ディスクに固定容量を割り当てます。
手順
仮想ディスク作成
Hyper-Vマネージャー上で仮想ディスクを作成し、仮想マシンにアタッチします。ホストOSでの作業となります。
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左ペインより[SCSI コントローラー]を選択後、
右ペインの「ハードドライブ」を選択し、「追加」をクリック。
⇒空の仮想ハードドライブが作成される。 -
左ペインより2で作成した[ハードドライブ]を選択後、
右ペインの「仮想ハードディスク」を選択し、「新規」をクリック。
⇒仮想ハードディスクの新規作成ウィザードが開かれる。 -
[ディスクの種類の選択]で「容量固定」を選択。
[名前と場所の指定]で任意の「名前」と「場所」を入力。「場所」はデフォルト値でよいでしょう。
[ディスクの構成]で「新しい空の仮想ハードディスクを作成する」を選択し、「サイズ」を入力。ここでは最小サイズの1GBで設定。
[要約]画面で設定値に問題がないことを確認し、「完了」をクリック。
仮想ディスクの検出~マウント
ゲストOSで仮想ディスクを検出できるよう設定します。
ゲストOS上で操作するため、あらかじめディスクをアタッチした仮想マシンを起動しておいてください。
- Windowsスタートアイコンを右クリックし、ディスクの管理を選択。
- Hyper-V上でアタッチしたディスクを右クリックし、「オンライン」をクリックする。
- 再度ディスクを右クリックし、「ディスクの初期化」をクリックする。
ディスクの初期化画面で、初期化するディスクにチェックが入っていることを確認し、「OK」をクリックする。
- 容量を右クリックし、「新しいシンプルボリューム」を選択する。
⇒新しいシンプルボリュームウィザードが開かれる。 - [ボリューム サイズの指定]で任意のサイズを設定する。
[ドライブ文字またはパスの割り当て]でドライブ文字を割り当てる。
[パーティションのフォーマット]では今回は規定値のまま設定する。
設定を確認し、「完了」をクリックする。
設定完了
下記確認をもってディスク増設は完了となります。
まとめ
以上がHyper-VとWindows Server 2022を用いたディスク増設からマウントまでの作業手順となります。
本記事の執筆にあたり下記サイトが非常に分かりやすく参考になりましたのでよろしれば確認してみてください。