独断と偏見の選択フローチャート
ライセンスの王、ライセンスキングになりたいですよね。
まずは結論から
何も考えずMITライセンスで大丈夫?
ライセンスに無頓着の場合、「迷ったらMITライセンス
なら困らない」というイメージがあるかもしれません。
少なくとも僕はそうでした。
コンパイル後のライセンス表示
しかし、こちらのツイートを見て、ハッとしました。
これはゲーセンにあった桃鉄のメダルゲームなんですが、UniRxとかUniTask使ってて、アーケードにもUnityの息吹を感じる pic.twitter.com/keHWOmkkAl
— 若旦那 (@wakapippi) June 2, 2023
要するに、アーケードゲーム「桃太郎電鉄メダルゲーム」の実機から、UniTask
のMITライセンス
の明記が確認できる、という内容です。
人によっては色んな考えがあるかもしれませんが、僕は「自分が作った ちょっとした コードをわざわざ コンパイル後まで ライセンス表示するぐらい手間をかけさせたくない」と思うわけです。
しかし、自分の愛着のあるソースコードを手放したくないので、基本的に ソースコードの著作権表示のみ のBoost Software License 1.0
を使っています。
独自性が全くなく、愛着もわかないソースコードはWTFPLライセンス
あるいはThe Unlicense
を使っています。
ソースコード公開している作品にライセンスをつけるとパクられるわよ
しっかり完成したゲームを、世のためにコードを公開するべくpublic
レポジトリにすることがあると思います。
しませんか?僕はやっています。
そもそもこれらのライセンスは オープンソース にするためのものですからね。 何も考えず MITライセンス
を付けていると、そのままパクられて商用利用される可能性が十分にあります。
ライセンスを逆に付けない場合、通常の著作権と同じ扱いになるので、パクられなくなります