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Azure QnA Maker の新しいバージョンを早速試してみた!

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Azure Blog にて QnA Maker の新しいバージョンがパブリックプレビューにてリリースされたという情報がありました。
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参考リンク① : QnA Maker introduces deep learning (Public Preview)

リソース管理の点でより簡潔になったということ、機械学習導入でより正確な回答を返すことができるようになったというアップデートですが、実際のところどんなものなのか早速試してみたいと思います。
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参考リンク② : Introducing QnA Maker managed: now in public preview

新しいバージョンの QnA Maker の使い方

既にプレビュー版としてリリースしているので、Azure Portal から作成することができます。Azure のリソースの作成から、QnA Maker を選択すると マネージド(プレビュー) とうチェックボックスがあり、そこにこんな感じで記載されています。

マネージドを選択する場合は、テレメトリとコンピューティングが QnA Maker リソースに自動的に含まれます。マネージドを選択しない場合は、QnA Maker リソース用に管理する必要がある、必要なテレメトリとコンピューティング用の App Insights および App Service リソースを作成するように求められます。詳しくは、こちらをご覧ください 。

チェックボックスにチェックを入れると、新しいバージョンの QnA Maker が利用できるみたいですね。
image.png
チェックを入れる前と入れた後では以下の様な感じで変わります。
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チェックを入れた前後で比べてみると、①App Service、②App Insightsの名前を入力することがありませんね。これまでは QnA Maker を動かすための App Service の名前を指定してあげなくてはいけなかったのですが、マネージドであれば、そのあたりを省略できるみたいです。マネージドにチェックを入れた状態で必要項目を入力してリソースを作成してみます。
リソースの作成が完了したあとに、リソースグループをみてみます。
image.png
二つリソースができていました。これまでは App Service や App Insights もリソースとしてできていて不便だったので、たしかにこれでリソースの管理は簡単になりそうです。
ちなみに従来の方法で作成すると以下の様なリソースができます。
image.png
比べてみれば新しい方が俄然分かりやすいですね!

QnA Maker のポータルページから作成したリソース上に KB を作成してみる

QnA Maker のポータルページに移動して、KB を作成してみましょう。KB の作成方法は以下のドキュメントが参考になります。
参考リンク③ : クイック スタート:QnA Maker ナレッジ ベースの作成、トレーニング、発行
確認のため、通常の QnA Maker リソースの上に作成した KB、新しいバージョンの QnA Maker の上に作成した KB を比較してみました。同じ URL の FAQ を読み込ませてみたのですが見た目は特に変わりはないですね。
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しかし TEST を選んで広げてみると、新しい QnA Maker リソースの方には、Display short answer というチェックボックスがあることが分かりました。
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さっそく試して見よう!と思いましたが、なんと日本語対応してないよと断られてしました、、、!
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ということで、もう一度、今度は英語の KB を作成してみます。スムーズにいくかと思いましたが、ひとつのリソースにつき基本はひとつの言語だそうで、断られてしまいました。最初の KB の設定を変更してもう一度作成してみます。
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ここで思ったのですが、そういえば過去の KB は基本的に 1リソースにつき 1言語でしたね。今回のアップデート?もしくはいつのまにかひとつのリソースで複数言語を管理できるようになったみたいです。これは結構うれしい機能ですね!

さて話をもどしまして、Shrt-answer 機能を使ってみましょう。英語のサポートページから FAQ を持ってきて、それに対して Short answer にチェックを入れてみます。
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おぉ!!短い回答がでてきました。これって最初の一文をただ抜粋しているだけなんですかね?ほかの質問もしてみます。
image.png
なんと回答の中から、質問の答えにふさわしいとされる一文を抜粋して回答しています。これはすごい!!早く日本語に対応してほしいです!!
新しい QnA Maker を色々試して見ましたが、Deep Learning 機能を活用してもっと色々できそうです。日本語対応する日程を確かめつつ、今後も試して行きたいと思います。

参考リンクまとめ

参考リンク① : QnA Maker introduces deep learning (Public Preview)
参考リンク② : Introducing QnA Maker managed: now in public preview
参考リンク③ : クイック スタート:QnA Maker ナレッジ ベースの作成、トレーニング、発行

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