CentOS5の標準でインストールされる5.1系を最新の5.6系にインストールした時の手順を備忘録代わりに記載します。
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既存のMySqlのアンインストール
(1)まず、MySQL関連のパッケージで何がインストールされているか確認
# rpm -qa | grep -i ^mysql ※私の環境では、Mysql-client 、Mysql-libs、Mysql-serverの3つがインストールされていました。
(2)Mysql-libsの依存性の削除
# wget ftp://ftp.jaist.ac.jp/pub/mysql//Downloads/MySQL-5.6/MySQL-shared-compat-5.6.34-1.el6.x86_64.rpm # rpm -Uvh MySQL-shared-compat-5.6.34-1.el6.x86_64.rpm そのままyumコマンドで全部削除しようとすると、いろいろと依存関係で削除しなければならないものが多くなってしまいます。 MySQL-shared-compactをrpmコマンドでインストールすることで、MySQLだけ削除できます。
(3)MySQLの削除
# rpm --nodeps -e mysql-5.1.73-5.el6_6.x86_64 mysql-server-5.1.73-5.el6_6.x86_64 (2)の手順を踏んでも、owncloudが依存関係で削除対象にあがるので、MySQLの削除もrpmコマンドから
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新しいMySQLのインストール
(1)yumへリポジトリの追加
# yum install http://dev.mysql.com/get/mysql-community-release-el6-5.noarch.rpm
(2)MySQLのインストール
# yum install mysql mysql-devel mysql-server # /etc/init.d/mysqld start # mysql_upgrade -u root -p # /etc/init.d/mysqld restart` ※特に私の環境では/etc/my.cnfの編集はせずとも動いたので、特に編集せずにデフォルトで利用
手順は以上。
いろいろ依存関係があると、アンインストール→インストールは面倒で嫌だ。
[2015-09-22 追記]
何やらメモリを非常に多く消費している。
どうもMySQLのバグ(?)っぽい。my.cnfに下記設定を追加し、様子見。
table_definition_cache=400